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エンタメ 週刊現代

ビートたけし71歳の選択…非常識?それとも応援しますか?

一体なぜこのタイミングで…

芸人のトップを走り続け、映画界では世界のキタノとなった。そんな男が、人生の終盤で求めたのは「気の置けない愛人と過ごす心の安らぎ」だったのか。突然の独立劇の裏にあるたけしの心情を探った。

愛人の居場所をつくった

「たけちゃんには、たったひとことこう言いたいね。『バカやろう。格好いいじゃねぇか』と」

こう明るく話すのは、浅草にある居酒屋「くじらの店 捕鯨船」の店主・河野通夫さん。ここはビートたけしが駆け出しのころから通う馴染みの店だ。

河野さんも元芸人で、たけしの一つ先輩にあたる。たけしはいまでもたまに店に来ると「これで若いヤツに食わせてやってくれ」と言って30万円を置いていくという。

3月14日、『スポーツニッポン』の一面に芸能界を揺るがせるニュースが掲載された。

「たけし独立〝愛人〟との会社が新拠点」――。

さんま、タモリとともに「ビッグ3」と呼ばれ、お笑い界を牽引し、世界的な映画監督でもあるビートたけし(北野武)が、3月いっぱいで所属事務所の「オフィス北野」を退社する。しかも独立後は、18歳年下の愛人女性と設立した新会社に所属するという。

河野さんが続ける。

「これはあくまで俺の考えだけど、今回の独立は女のためだと思うよ。たけちゃんも71歳。これから衰えの境地に入っていくわけだ。そこで女のことを思ったんだろう。

男というものは、女の『居場所』をつくってあげないとダメなんだ。ところが、これがいちばん難しい。愛人を持つことはできても、居場所を用意してやれない。

その点、たけちゃんは立派だよ。自分の行動にちゃんと責任を持っているから。女はいっぱいいたと思うけど、誰もトラブルになってないでしょ」

たけしは'83年に、元女性漫才師の北野幹子さん(67歳)と正式に結婚。一男一女をもうけている。以来、本妻の幹子夫人がたけしの不動産や資産を管理してきた。

たけしはオフィス北野以外にも、「北野アツシエーション」や「(有)北野企画」などいくつか会社をもっているが、代表取締役は幹子夫人や息子の篤氏が務めている。

だが古希を過ぎて選択したのは本妻ではなく、愛人と一緒に設立した新会社だった。幹子夫人はどう思っているのか。

かつて「たけしのブレイン」とも呼ばれた漫画家の高信太郎氏が言う。

「幹子さんは、すごく気が強くしっかりした人なので、不動産などすべてを握っている。まだ売れるか売れないかのころ、女性問題が原因で、幹子さんが大阪に帰ってしまい、たけしさんは大阪まで行って土下座して謝ったそうです。ただ、いまとなれば、幹子さんももう完全に割り切っているでしょう」

現在、たけしの年収は10億~15億円ほどあると言われているが、それを管理しているのも幹子夫人だ。たけしは月に1000万円ほどのお小遣いをもらっているという。

二人が会うのは月に4回だけ。毎週金曜日に会って食事をするのが決まりとなっている。

今後、たけしが所属する新会社の名前は「T.Nゴン」。ゴンとはたけしの愛犬の名前だという。

関係者によると「愛人女性は元舞台女優。3年ほど前にたけしは共同で新会社を設立し、水面下で独立への準備を進めていた」という。

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