働かなくてもいい社会へ

世間でいう「人工知能」という言葉が、「定義が拡大解釈されたバズワード」と化しているな、と思っています。

先ほども言いましたが、「みずはのめ」で使っている手法は、既存の技術の延長線上でしかありません。どういうことかと言うと、自分たちの見える範囲でAIを育成している感覚なのです。本当は、人間にはわからないという領域まで育てていきたいですね。

人工知能を人間には理解できない領域まで育て上げたい

人工知能というと大きな話に聞こえますが、つまるところあらゆるプログラムやシステムは「効率化」を求めて作られたものです。

そういった意味では、エクセルでマクロを作成して計算することと、例えばトラクターをロボット化して農作物を育てることは同じレベルの物事だと考えています。

昔は100人かかってやっていた作業が、いまでは1人の人間とトラクターがあればできてしまう。AIが発展すれば、それが1人も要らなくなる。

僕が人工知能に興味を持ったのはそこなんです。人はどんどん働く必要性がなくなっていくはずだと。

今回の「みずはのめ」はお金を稼ぐ手段としてはかなり近視眼的なものですが、自動化された農業のような技術にたどり着けば、より多くの人が最低限の生活を確保するうえで大きな手助けになるのではないかと考えています。

今後は、競艇にとどまらず、「その先」が見えるような人工知能の開発を続けていきたいと思います。