(1)作業工程に優先順位づけする

仕事では当たり前のように行われている優先順位付けや自動化ですが、それらは子育てにも活かせます。

そもそも親にしかできないことはなんでしょうか。子供の誕生日パーティーを開催すること、授業参観に行くこと、保護者面談に行くこと、子供の寝かしつけ(絵本を読む)、そして子供が話しかけてきたときに100%集中して話を聞き、会話をする、抱きしめてあげることなどです。

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私の場合、そのような役割を自分のなかのトッププライオリティタスクにし、逆に、食材の買い出し、献立作成、料理、掃除、洗濯などはロープライオリティータスクにしました。仕分けの際は、「子供の立場になったときに、親にやってほしい作業はどれか」というのを1つの基準軸としています。

ロープライオリティタスクに関しては、すべてアウトソース、または後述する「バッチ処理」に回します。そしてロープライオリティタスクに関しては期待値もコントロールし、スケジュール通りにできなくても自分や家族を責めません。

例えば、我が家では食材の買い出しはすべてモバイルで行い配達してもらいます。もう何カ月もスーパーマーケットに足を運んでいません。献立を考える作業が苦痛なのでそこもリスト化、またはシェフが作った料理を家まで届けてくれるサービスなどを利用しています。洗い物もなくなるのでかなり便利です。

洗濯は毎日行うと効率が悪いので、(IT用語で言う)ためて処理を行う「バッチ処理」にし、決まった曜日にまとめて行う。掃除は業者の人に定期的に来てもらい、現状維持のところだけ子供が寝た後行います。もちろん、私だけではなく夫との共同作業となります。

私の友人(女性、会社経営者、子供2人)は夫とカレンダーアプリを共有し、週末に自分が仕事をしなければいけないときはあらかじめ数時間単位でカレンダーに予定を入れておく、そうすると夫がその時間帯は子供達を公園に連れて行く、または雨が降っている日は私がカフェで仕事をする、など常にスケジュール共有を夫婦でしておくことが大事だ、と言います 。

彼女はお手伝いさんも数人不定期で雇いながら、リスト化、細分化することで無駄のないワークライフインテグレーションを実現している1人です。