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地域や世代を超えた「フラットな農業コミュニティ」をつくりたい

新入社員に長靴を薦める社長の想い

                  提供:トゥルースピリットタバコカンパニー

「大地に責任を持つ」という考え方

農業は、私たちの暮らしの基盤だ。しかし今、日本の農業は多くの課題に直面している。高齢化、輸入農産物の増加、そして新規に就農する若手の減少…。

しかし、日ごろ土に触れることも、野菜を育てる機会もない多くの人にとっては、どれほど深刻なことなのか、あまり実感がわかないかもしれない。

農業の抱える課題は、私たち自身の課題でもあるはずだ。大地から生まれる農産物があるから、私たちは生きられる。だからこそ、「大地に責任を持つ」という思いを、少しでも多くの人が持たなければ——。

そんな思いから、「大地に優しい農業」に取り組む農家を、支援し続ける企業があるのをご存知だろうか。

「私たちの会社では、毎年、新入社員にこう言い聞かせるんです。『あなたたち、まず革靴じゃなくて長靴を買いなさい』って。みんなびっくりしますけどね」

そう言って笑うのは、トゥルースピリットタバコカンパニー(以下TSTC)を率いる高橋あみこCEOだ。

高橋あみこCEO

2007年に設立されたTSTCは、香料や保存料などを使用しない「100%無添加タバコ」の販売促進会社。全国で活動する社員たちは、販売店や得意先を日々駆け回って、販路拡大に努めている。

そんな会社になぜ「革靴」ではなく「長靴」が必要なのだろうか?

その答えは、同社が取り組んでいる「SHARE THE LOVE for JAPAN」(以下STL)という農業支援プロジェクトにあった。

きっかけは東日本大震災だった

STLは、農業の中でも、特に「有機栽培」をはじめとする「大地にやさしい農業」に取り組む農家を支援するプロジェクトだ。

発足は2011年。東北・東日本を中心に未曽有の被害をもたらした、東日本大震災がきっかけだった。高橋CEOが振り返る。

「震災直後は、たくさんの企業が義援金や寄付という形で被災者の方々をサポートしていました。ですが、そのころのTSTCはまだ社員50名に満たない小さな会社でしたし、寄付をしたくても、そんなに大きな金額はご用意できませんでした。

『それなら、もっと具体的な支援の方法を考えたほうが、本当に被災者の方々の力になれるんじゃないだろうか』と社員みんなで意見を出し合ったんです。そこから、私たちと同じく『大地に責任を持つ』という志を持った、被災地の農家のみなさんをサポートしたい、という思いが生まれてきました。

被災された農家さんには、長年手塩にかけて育ててきた農地を離れ、移住を余儀なくされる方も少なくありませんでした。

有機農業のような大地に負担をかけない農業は、まず畑作りに非常に手間がかかります。移住先の見ず知らずの土地を切り拓いて、また一から始めるのは、とても難しいんです。

でも、『それでももう一度チャレンジしたい』という農家の皆さんがいる。それなら、私たちがサポートしようと思いました」

まず、農家が移住先で栽培した農作物を購入し、TSTCの社員で分け合ったり、被災地の給食センターに提供するといった活動を開始。さらに、STLの理念に共鳴する農家が徐々に増えてきた2014年からは、新たな活動の柱として「挑戦者」と呼ばれる新規就農者のサポートを本格化させた。

とりわけ高い技術と知識が求められる有機農業の新規就農においては、必要なノウハウを身につけることが、まず大きなハードルとなる。そこで参加農家の交流会を開催し、自発的なネットワークづくりを促すほか、有機農業のパイオニアを招いての勉強会も始めた。

消費者とのつながりにも目を配った。ファーマーズマーケットやマルシェ(農産物などの即売所)への出品など、地域の消費者と直接つながる活動から、ウェブサイトを使っての情報発信まで、STLがサポートする。

「研修の講師になっていただくのは、私たちが『先駆者』と呼んでいる有機農業の先達の皆さん。農業について総合的に学べるアグリイノベーション大学への奨学金を提供したり、オーガニック関連イベントへの出展のお手伝いも行っています。

とはいえ、私たちと農家のみなさん、また参加者同士の関係は、あくまでもフラット。単なる経済的な支援だけでなく、『挑戦者』の方が農家として成長し、ひとり立ちできるように、総合的にサポートするのが私たちの役割だと考えています」