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金融・投資・マーケット

「GACKTコイン」の運営代表者がついに「疑問」に答えた

「目指しているのはこういうことです」

GACKT参加のメリット・デメリット

仮想通貨が暴落し、「仮想通貨バブルの崩壊か」と、相変わらずかまびすしい。

今年も話題を提供するのは間違いないが、仮想通貨そのものより、もっと厳しい目を向けられているのが、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)と呼ばれる新規コイン発行による資金調達である。

詐欺的ICOも多いとして国内外で批判的な見方が広がるなか、昨年末にホワイトペーパー(事業計画書)が公開されたスピンドルは、歌手で俳優のGACKTが参加していることもあって、話題を集めた。

私は、著名ブロガ―の指摘などもあって揺れ動くスピンドルの問題点を探り、本サイトで<GACKTが関わる仮想通貨ビジネスへの拭いがたい「疑問と不安」>http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54100 1月11日配信)と題し、問題提起した。

取材申し入れの時点では、「法務意見を作成中」ということで応じてもらえなかったが、1月19日、運営会社「Black Star&CO」の平井政光CEOが、指摘した問題に答えつつスピンドルへの思いを語った。

 

――新規コイン発行にあたってGACKT氏の存在感が大きいようにみえるが、メリットとデメリットは何か。

「GACKT氏がいることで注目され、関心を持ってもらい、スピンドルを知ってもらうことができたのはいいこと。ただ、注目度が高い分、過剰な期待をかけられ、それが批判につながることもありました」

――GACKTコインと呼ばれることもあるこのコインだが、GACKT氏は広告塔としての参加ではない?

「(GACKT氏も)スピンドルのプロジェクトメンバーの一員です。私も含め、主要メンバーはBtoBの世界で生きてきた。それに対し、GACKT氏はエンターテインメントを通じて、お客さんと直接、接してニーズを掴んでいます。それだけにプロジェクトマネージャーとしての実力は高く、能力は優れています」

――スピンドルとは、どのようなプロジェクトか。

「コンセプトは参加者の生活を豊かにすること。そのために参加者は、スピンドルというプラットフォームのなかで、仮想通貨ヘッジファンドに運用を委託します。そのために使われるのが、SPDトークン(SPDという名のスピンドルプロジェクトのプラットフォーム上で利用を進める予定のトークン。このトークンをやり取りする際に、ファンドの運用情報等を一緒にブロックチェーンへ記録する)です」

SPINDLEホームページより

――仮想通貨ヘッジファンドとは?

「日本では、まだあまり馴染みはありませんが、欧米には100、200とヘッジファンドが組成されています。ただ、仮想通貨そのものの判断が難しいうえ、ヘッジファンドとなると個人には敷居が高い。私は、長く投資顧問に関わり、ファンドの世界に詳しいこともあり、投資家とヘッジファンドの運用者をクリアな形で結ぶ『マッチング・プラットフォーム』を作ろうと考えました」

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