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保育園申し込み「20の盲点」〜これが親子の未来を大きく変える

待機児童にならないために

安心して預けられる保育園の条件

来年4月の保育園の入園申請に向けた締め切りが迫るなか、「とにかく待機児童になりたくない」と、焦ってはいないだろうか。

公立か私立か、私立のなかでも社会福祉法人か株式会社か、大規模展開しているか、小規模で地域に根付いて運営しているか。見るポイントは実は山のようにある。

筆者は今回、取材を通して得た「盲点」ともいえるチェック項目を20項目洗い出し、実際に入ってみないと分からない各園の方針の違いが親子にどのような影響があるかをまとめた。

その保育園が子どもにとって安心して過ごすことができるところなのか、保護者が安心して預け働くことができるのか。①子どもの生活面、②行事、③保護者の生活面のカテゴリーで解説したい。

厳選チェック項目20
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子どもの生活面〜同じ保育料でも格差アリ

まずは子どもの生活面から見てみよう。

(1)慣らし保育は、0歳児を中心に、初めて預ける時に一定期間、一日数時間から始めて様子を見ながら徐々にフルタイムにするもの。

保護者負担を軽減しようと慣らし保育を実施しない保育園もあるが、乳児が突然死する「乳幼児突然死症候群」(SIDS)の保育所での事故について、東京都保険医療公社多摩北部医療センターの小児科らがまとめた報告が参考になる。

突然死発生を月齢別に見ると、2日以内の受け入れ早期に発生している死亡事故9例中の7例が1歳未満で、新しい環境への適応困難は3歳児未満の乳幼児で注意を要すると指摘されている。慣らし保育期間があったほうがいいと見られる。

 

次に、(2)朝おやつがあるかないか。これも保育園によってまちまちだ。

子どもは保護者の出勤に合わせ預けられるため、朝7時半に登園する子もいれば9時半の子もいる。登園時間の早い子どもにとっては、クラッカーなどの提供があると昼食までの間にお腹が空いてイライラすることやケンカが減ることも。朝の牛乳の提供も年齢制限があるケースもあり、同じ保育料を払っていながら格差がつくところだ。