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金融・投資・マーケット

金融庁長官を猛批判した「限定暴露本」の中身

続編もまだまだ出そうです
いま、金融業界で「おい、アレ読んだか?」と噂になっている、電子書籍がある。キンドル・ストア限定で販売されている、その暴露本には金融庁内部の人間にしか分からない、長官への激烈な皮肉が盛りだくさんだ。12月4日(月)発売の週刊現代が、金融庁をざわつかせているその内容を報じている。

電子書籍限定の「暴露本」をご存知か

〈森信親(もり・のぶちか)長官のどなり声が絶えない、活気のある職場ですけどね〉

〈部下の言うことよりお友達からの情報を重視する。誰かさんみたいですね。え、森長官ですか?〉

いま金融業界で、「読んだか?」と話題になっている本がある。金融庁職員が執筆したと思しき「暴露本」だ。

電子書籍キンドル限定での配信。9月に『森信親長官の金融庁は金融機関をどうしたいのか?』が発売されたのを皮切りに、10月、11月と同じ著者による「続刊」が出ている。

[写真]暴露本で痛烈に批判されている金融庁の森信親長官(Photo by GettyImages)暴露本で痛烈に批判されている金融庁の森信親長官(Photo by GettyImages)

内容は、金融庁の仕事の解説、有力候補の経歴や性格紹介を交えた次期長官予想、投資アドバイスなどだが、目を引くのは、森信親長官への皮肉、嫌味、当てこすりだ。

中枢の職員でなければ知り得ない「ディテール」

金融庁のレポートが証券会社に厳しい内容を述べていることを紹介し、〈いやあ、森長官のぶち切れボイスが脳内再生されてしまいますよね〉

長官の寵愛する部下が出世コースに乗ったことには、

〈森長官は(中略)人事のゴリ押しには前科のある人間だということです〉

部下の「好み」について〈順風満帆なプリンスみたいな人を嫌っている〉

 

「長官がアグレッシブな部下が好きだとか、中枢に近くないとわからない内容もけっこう的確に書かれているから、楽しんで読んでいる職員も少なくありません。

著者の正体がバレたときには、どんな処遇が下るのかを考えるとおそろしいですが……」(同庁中堅職員)

まだまだ「新刊」が出てきそうな気配もある。

金融庁のザワつきはしばらく続きそうだ。

[写真]週刊現代2017年12月16日号表紙

金融庁「暴露本」を巡るドタバタを追った12月4日発売の週刊現代では、このほかにも次のような事件の裏側に迫っている。
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