サッカー

ロシアW杯「日本にとって最良の組み合わせ」を考えてみた

いよいよ抽選会!

日本にとって「最良の組み合わせ」は?

来年6月に開催されるロシアワールドカップの組み合わせ抽選会が12月1日、モスクワのクレムリン宮殿で行われる。6大会連続で本大会出場を決めた日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督も出席の予定だ。

出場32チームがポット1~4に区分され、1グループに対してそれぞれのポットから抽選で1チームずつ振り分けられる。4年前のブラジルワールドカップと違うのが、ポットの“条件”。前回はFIFAランキング上位7チームと開催国(ブラジル)がシードのポット1で、残りは大陸別に分かれた。

ポット3は北中米カリブ海とアジア、ポット2は南米とアフリカ、ポット4に欧州。ポット3の日本はシードのコロンビア、ポット2のコートジボワール、ポット4のギリシャと同組に入った。

 

しかし今回は開催国以外FIFAランキングがポット1~4すべてに反映される形に変更された。ただし、欧州は同組に2チームまで、また、欧州以外は同地域のチームとは一緒にならない。ランキングはプレーオフを含むと不公平になるため、前回同様に10月の順位が採用されている。

ここでポット分けを整理しておこう。(カッコ内の数字はFIFAランキング)

ポット1……(1)ドイツ(2)ブラジル(3)ポルトガル(4)アルゼンチン(5)ベルギー(6)ポーランド(7)フランス(65)ロシア※開催国)

ポット2……(8)スペイン(10)ペルー(11)スイス(12)イングランド(13)コロンビア(16)メキシコ(17)ウルグアイ(18)クロアチア

ポット3……(19)デンマーク(21)アイスランド(22)コスタリカ(25)スウェーデン(28)チュニジア(30)エジプト(32)セネガル(34)イラン

ポット4……(38)セルビア(41)ナイジェリア(43)オーストラリア(44)日本(48)モロッコ(49)パナマ(62)韓国(63)サウジアラビア

日本はFIFAランキングで言えば、32チーム中27番目になる。大陸間プレーオフで69位のホンジュラス、122位のニュージーランド、欧州プレーオフで47位のギリシャ、アフリカ最終予選グループDでセネガル以外が出場を決めるというこの4条件が重なれば日本がポット3に入る可能性は残されていたが、その“奇跡”は起こらなかった。

とはいえポット4にセルビア、ナイジェリアも名を連ねており、個人的には「3」「4」いずれに属そうが、さほど変わらないという印象を持っている。

抽選会を控え、どんな組み合わせになるか予想してみるのもサッカーファンにとっては楽しみの一つ。筆者も日本にとっての「最良」の組み合わせを考えてみることにしたい。

狙い目はロシアか

4チーム中上位2位までに入らなければならないグループリーグ突破の条件は、最低でも勝ち点4、つまり1勝1分け1敗が1つのボーダーラインになると言っていい。ブラジルW杯ではギリシャ、ナイジェリア、アメリカ、アルジェリアが「4」で突破している。一方、同じ勝ち点でポルトガル(アメリカとの得失点差)、エクアドルは敗退している。

前回大会を例に出せば、ポット1は8カ国中、スペイン以外の7カ国がグループリーグを順当に勝ち上がった。しかもスペイン以外のシード国はすべて勝ち点6以上で、コロンビア、ベルギー、アルゼンチンにいたっては3連勝で勝ち上がっている。FIFAランクは現状の実力を反映していると言え、そう考えると下剋上を起こすのは相当に難しい現状がある。

ただ、開催国ロシアはFIFAランキングにおいて出場チームで最も低い65位。これはランキングが公式戦重視のため、予選免除となったロシアの順位が上がらないのは仕方がない。しかしながら昨年のEUROではグループリーグ敗退。

今年6月のコンフェデレーションズカップでもポルトガル、メキシコに敗れて同じくグループリーグで姿を消している。開催国という大きなアドバンテージはあるものの、他のシードと比べれば実力は落ちる。狙い目はやはりロシアになる。