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金融・投資・マーケット 週刊現代

そろそろ始めたいけど…という人にお勧めの「得する金融商品10」

失敗が怖いという人にも

もはや流れは止められない。止まったならば、それは調整局面で、むしろ最大の参入チャンスになる。株価がついに2万3000円の大台を迎えたいま、投資の素人が儲けられる方法を解き明かす。

素人だから儲けられる

日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新し続けている。11月9日には一時、2万3000円の大台に達した。

「日経平均が安定的に2万3000円を超えた後は、しばらく調整に入り、12月以降は年末に向けて再び値上がりしていくでしょう。来年には2万5000円もある」(証券アナリスト・植木靖男氏)

ただし、11月7日に2万2937円という「25年ぶりの高値」を示し、世間をあっと言わせたと思えば、翌日には、日経平均はわずかながら下げに転じている。こうした動きは、今後も断続的に起きるだろう。利益確定をさせたい投資家が売りに転じるからだ。

「実は、ここが狙い目なんですよ」と語るのは、ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏だ。

「外国人投資家は買い越していますが、今回の上昇相場で儲けた日本人の個人投資家は、実は少ないんです。過去に買って含み損を抱えていた銘柄が値上がりしたことで、ホッとした気持ちで売ってしまうんですね。

過去の失敗体験がネックになっている。その意味で、むしろ投資経験のない人のほうが、素直に上昇相場に乗りやすいのです」

素人のほうが儲けやすいというのだ。

連日、各メディア(本誌も含む)は、記録的な株価上昇をとりあげ続けている。そこまで上がっているならば、株式投資をやらないほうがかえって損するのではないか。

かといって、個別銘柄を一喜一憂しながら見つめるのは心臓にも悪いし、素人が気安く手を出すといかにも失敗しそうな気がする――。その懸念は半分当たっている。

「日経平均株価の個別銘柄をみると、まるで日替わりのように値上がりする銘柄が変化しています。この状況では、個別の銘柄の売買は初心者には難しい」(前出・植木氏)

 

だが、方法はある。この空前の株高状況で、初心者が一気に流れに乗ることができる金融商品を、投資のプロたちに教えてもらうことにした。

彼らが口を揃えて、投資初心者に勧めるのが、株価指数、とりわけ日経平均に連動する「ETF(上場投資信託)」だ。

同様のものに、インデックス型投資信託がある。ある指数と同じ値動きをするように、複数の株や債券などを組み合わせて運用する投資信託だ。1日1回、基準価額を更新する。ETFも同様のものだが、株式と同じように刻々と価格が変動する。

「100ten.スクール」講師でファイナンシャルプランナーの蔭山あずさ氏が言う。

「当分、日本株の上昇が続くとみて間違いない。日経平均株価に連動したETFが、まずはお勧めです。同様の投資信託もありますが、ETFは手数料が株式並みに安い(信託報酬も大半が1%未満)のが魅力です」