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ライフ

ADHDの息子の進学希望を叶えてあげたい…母親のある決断

漫画家母の奮闘記【最終回】

こんにちは! 漫画家のかなしろにゃんこです。「ADHD」と「広汎性発達障害」ある息子リュウ太との日々をこれまで書いてきましたが、読者のみなさんに、発達障害の特性が少しでも伝わっていたらうれしいです。

今回は、リュウ太が高校に入学するまでの道のりを描きたいと思います。

(前回までの記事はこちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro)

「世界中が敵」みたいな目つきになった息子

ADHDの息子の子育ては、とにかく山あり谷あり。トラブル続きでしたが何とか乗り越えまして、リュウ太もついに中学生に。“小学校での困り事はまだかわいかったなぁ”と思える反抗期に突入です。

「男の子は中学生になると急に変わるよ」
「親子関係が険悪になるよ」

なーんて、児童精神科医の心理士さんや先輩ママには教えてもらっていましたから、覚悟はしていたけれど……。

・家のお金を盗る
・塾をサボる
・テスト勉強を怠ける

こういった親をイライラさせる“問題行動”は相変わらず。そこに思春期特有の“反抗”が加わるので、我が家では派手な親子喧嘩が日常茶飯事です。

 

人間関係もすんなりとはいきません。もともと周囲と衝突しがちだった息子は、中学でも「ケンカ上等」で、部活の先輩に生意気なこと言ったり、同級生と口論になって騒ぎを起こしたり……。友だちと趣味の話をしても揉めるありさまで、人間関係のゴタゴタが続きました。

「声変わりした」とか、「ヒゲやスネ毛が生えてきた」とか、体の変化は成長を感じるし、喜べるんですけどね――……。みなさんも身に覚えがあるかもしれませんが、反抗期の子は始終「世界中が敵」みたな目つきなんですよ。

“話しかけるな”
“こっち見んな”
“こっちに来るな”

とまあ、こう顔に書いてあるような具合でございます。これまではかわいらしい子だったのに、急な態度の変化に母親は寂しい気持ちになるのでした。

こういうときこそ今後どうするか、親子でじっくり話すべきなんでしょうけど、なにしろ人の話を長く聞くことが難しい“ADHDリュウ太”ですから、我が家では話し合うなんて不可能です。ザルのように聞き流されてしまうか暴れるか……(涙)。“ちびっ子ランボー”から“リアルランボー”に変貌しつつあるのかしら。ブルブル……怖ーい!

でもまあ、弱点はあるんだけど(笑)

マンガ①

今回はそんな息子と私が、どう折り合いをつけて生活しているか、そのあたりを書こうと思います。