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発達障害の子供の態度を変えるには、まず親がこう変わる必要があった

実は簡単なことだったんだけど…
かなしろにゃんこ。 プロフィール
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ガミガミ怒る必要なんて、ないんだ!

マンガ③

あとになって、ペアレントトレーニングの意義についても知ることができました。障害のある子を育てる親が、育てにくさを感じて鬱になってしまったり、育児放棄してしまうなんてことがないように、このような支援の方法が考え出されていたんです。

そうだよね。父親は忙しさから積極的に育児に参加できないことも多い。母子だけで誰からも助けてもらえなかったら、そして誰からも理解されなかったら、マジで挫けてしまう! でも、子どもを変えるのは難しいし、ある面(障害の特徴とか)では変えられないから、親が変わろうと、そういうトレーニングでございました。すごいわ~。

こうして親が変わると子どもも変わるのは、もうわかっていただけたでしょ? でも、変わったのは子どもだけじゃありません。子どもとともに私もまた、さらにさらに変わっていったんです!

お互いイヤな思いをする時間が少なくなると、子どもがかわいく見えてきます。穏やかな時間も増えます。すると、子どもも“ゲームの世界でストレス発散!”ばかりでなく、その穏やかな時間はお絵かきとか、創作に励んだりすることが増えます。それがネタになって、楽しい親子の会話も広がっていきました。穏やかな時間が私にも増えていったことで、息子の存在について改めて考えることもできました。

 

発達障害がある子が我が家に生まれたのは、意味があるんじゃないか?
息子はもしかしたら、私を成長させるための使いなんじゃないだろうか?
些細なことにイチイチ怒ってきた私は、小さい人間だったな~。
発達障害がある子を育てるには、広い心で包み込んであげるぐらいにならないといけないのかな~。

などなど、考える余裕ができてきたのです。それもこれも、私の短気な部分やこだわりの強い部分が、この子がいることで緩和されてきてるな~と感じたからなのでした。

保育園や学校での暴力は、絶対に許しませんよ! それは変わりませんが、息子が家の中でやらかすことは、“仕方のないこと”“怒るほどのことじゃないのかも”と思えてきました。

よく考えてみれば、ガミガミ怒る必要なんてそんなにないんです。だいたいのことは注意で済みますね! さっきのマンガみたいに、味噌汁をこぼすとかいった粗相は何度もありますが、自分で片づけさせれば私もイライラしません。

もしこの子がいなかったら、私は小さなことに怒るような小さな人間のままで、成長していなかったかもしれません。

息子が反抗期になった今だって、効果を実感してます。もちろん、よそ様のお宅みたいに、ときどき派手なケンカはありますよ。でも、ペアレントトレーニングを受けたことで、親子仲は険悪にはならずに過ごせています。こうして私と息子は、たとえケンカをしても、30分後には何か面白い話題で笑い合える関係になったのでした。

しかし、家の中では私がフォローしてイイ感じで過ごせたとしても、学校ではそうはいきません。次回はまた学校のことを書こう思いますが、とりあえず今回はここまで。読んでくださってありがとうございます! LITALICO発達ナビでも関連することをいろいろ描いてますんで、よかったらご覧くださいね~!

(第6回に続く)http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53463

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