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すべて10万円以下!年金で始める「安心株」投資

いつ、いくらで手放すべきかも教えます
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ローリスク・ハイリターン

これほどの熱狂相場は、おそらくわれわれが生きている間にはもう見られない――。
市場関係者たちはいまそう口を揃える。

マネックス証券フィナンシャル・インテリジェンス部長の広木隆氏は言う。

「日本株が57年ぶりに連騰記録を更新したことで上げ相場は一旦終了と思っている人もいるようですが、まだ通過点に過ぎません。

この相場は年末にかけてさらに力強く駆け上がり、来春には1996年につけた2万2666円の高値を更新していく。そこを抜けた先には次の高値、いよいよ日経平均株価3万円の世界が広がってくる」

当然、そんな大相場に乗らない手はない。

とはいえ、どこから手を付けていいのかわからないし、運用資産が潤沢にあるわけでもない。それに自分が手を出した銘柄だけ暴落したらと思うと怖くて、やりたいけれど始められない……。

日本全国にあふれているそんな投資家予備軍に向けて、今回投資のプロたちが「今日から始められる安心の投資先」を厳選してくれた。

これから紹介するものはいずれも「10万円以下」のお手頃価格から投資できるので、年金をやりくりすれば手に入れられる。

10万円以下と聞くと業績不振企業ではないかと不安になるかもしれないが、すべてこの上昇相場に乗っていける「上がる理由のある安心な銘柄」だけを選び抜いた。

前出の広木氏が続ける。

「ここへきて株価が勢いよく上昇しているのは、日本の景気回復が本物だと投資家たちが確信し始めたから。加えて、IMF(国際通貨基金)が10月10日に世界の経済成長率予測を上方修正したように、いまは米国も欧州も軒並み景気が好転している。

そうした海外の旺盛な需要に対応するように、日本企業がどんどん輸出を増やし、好決算を連発する成長ストーリーも見込まれています。

そうして景気が過熱する中、これからは金利が上昇局面に入っていく。いままでマイナス金利の影響で見放されてきた銀行株が、いよいよ注目されることになる。いずれも株価700円台、200円台と安値放置されている三菱UFJFGやみずほFGが、まさに仕込みの好機です」

 

両銘柄ともに最低投資単位(単元株数)は100株なので、それぞれ7万円台、2万円台から購入できる。もちろん購入後はいずれ利益確定のために売却しなければいけないが、投資初心者にはそのタイミングがまた難しい。

そこで今回はすべての厳選銘柄について、「ここまで株価が上がったら手放す目安」を設定した。

「三菱UFJFGは年末までに900円、来春までに1000円まで買い込まれたら、利食いをするのがいいでしょう。みずほFGも来春までに250円の水準に達したところが一度手放すタイミングです」(前出・広木氏)

絆アセットマネジメント社長の小沼正則氏も言う。

「これから景気回復が日本全国に広がっていき、中小企業の業績回復が鮮明になっていく。

中小企業を中心に組織や人事のコンサルティングを行っているリンクアンドモチベーションの株価はいま735円ですが、今年度内に1000円を超えるまでの値上がりが期待できます。

単元株(100株)を7万3500円で買って、株価1000円のところで売れば、2万5000円以上の儲けになる。

景気回復期に入ると、社会保障へ回るカネも増えていく。介護サービス大手のツクイも、現在700円台の株価が年度末には1000円までの上昇余地が出てくる」

同じ7万円を銀行に預けても利息は0.7円しかつかないが、株だと2万~3万円の利益が見込めるのだから、運用益は約3万倍も違ってくる計算だ。小沼氏が続ける。

「ここからの日本株は、100円くらい値下がりするとまた買われて上値を更新するという風に、ジリジリと値上がる展開が予想されます。

その過程では大きく調整する銘柄も出る一方、単元株を10万円以下で買える銘柄は大きく値下がりするリスクが小さい。その分、安心して投資できるメリットもあります」

つまり、気軽に始められて、大きく儲けられるうえ、値下がりリスクが小さいのが「10万円株投資」なのである。

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