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ライフ

息子の暴力が止まらない(涙)!発達障害と向き合う母の悩み

刺激大好き、危険大好き!

「ADHD」と「軽い自閉スペクトラム症」という発達障害がある、私の息子・リュウ太。協調性がなく、保育園では自分のテリトリーに入ってきた子を叩いて攻撃します。残念ながらその困ったクセは、小学校に入ってからも治りませんでした。今回は、そんなお話。

(かなしろにゃんこ。先生の最新作『うちの子はADHD 反抗期で超たいへん!』はこちらから→http://amzn.to/2gOxILz 前回までの記事は、こちらから→http://gendai.ismedia.jp/list/author/nyankokanashiro

「ぎゃぁぁぁぁぁーやめなさーーーい!!」

息子が“侵入者”を攻撃するのを見て、私は「息子はちょっと普通じゃないかも」と思うようになったのですが、その「普通じゃない息子」リュウ太は19歳になりました。

これまでの連載を読んで、「大きくなった姿を早く見たいわ~」と思った方は、ぜひ私の作品、

うちの子はADHD 反抗期で超たいへん!

を読んでくださいね! ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」で取り上げてもらえたのもうれしいわ~~~。

……おっと、宣伝はここまでにして、本題に戻りますね。

子どもが大きくなるのは嬉しいものですが、ことリュウ太に関しては、成長するまで、

この子は早死にしそう…

と思うことが何度もありました。それもこれも、息子が「コレやったら面白いかも!」と思いついたことを、よく考えずにすぐ実行するため、ケガが絶えなかったからです。明らかにADHDの特徴「衝動性」「多動性」「注意欠陥」からきてます。

マンガ①

だいたい、普段の生活からしてキケン。

息子の足元に、踏んだら痛い物(たとえば画びょうとか)があっても見ちゃいません。

力いっぱい踏みつけて流血……。
周囲にあるものが目に入ってないのか!?
家具の角や、遊具にうっかり体をぶつけてケガ……。

こんなことはしょっちゅうです。おかげで小学校時代は、流血もののケガで3度も救急車に乗ってしまいましたとさ(涙)

 

これだけでも大変なんですが、問題は本人が好んで危険を冒すこと!! リュウ太は幼児期から、好奇心旺盛で退屈が大嫌い。いつでも生活の中に変化を求めるような、刺激が好きな体質です。だから「危険な遊びほど面白い!」と感じるようでした。

電車や車が大好きなので、ドリフト族のマネをして、自転車を倒して路地を曲がる“ドリフトごっこ”をくり返したり、急ブレーキをかけて体を前に倒す「ジャックナイフ」という技のマネをしたり。

「自分もできそうだ!」とひらめいた瞬間に、とりあえずやっちゃいます。

私はいつもハラハラ。突然やり始めるし、始めたところで介入すると、それがケガの原因になりかねない。だから、見守るしかありませんでした。

子どものケガって、親は意外とショックに感じるものなんですね。「代われるものなら、代わってあげたい」と思ってしまいます。

いまでも、息子の流血シーンがフラッシュバックして眠れなくなることもあります。

でも、「親の心、子知らず」とはよく言ったもので、何度「やってはいけません!」と注意しても、リュウ太は親の言葉を思い出すことはなく、再び危険な「面白いこと」をやっちゃうんです。

マンガ②

いちばん血の気が引いたのが、こんな遊びでした。当時、私たち家族はマンション住まいでしたが、リュウ太がマンション3階の手すりに体を乗せて、バランスをとって遊んでいるじゃありませんか! 直下の地面はコンクリートなのに!

ぎゃぁぁぁぁぁーやめなさーーーい!!

全力で止めて怒りましたよ。全身の血が下がっていくみたいに感じました。

この「手すりバランス遊び」は、ちょっと誤ると頭から落ちてしまう、本当に危険な行為です。なぜ、「こうなったら死ぬかもな!」と考えられないのだろう?

この子の感覚は普通じゃないと強く感じたので、そのあとはよりいっそう、私が気をつけて、息子がやりそうな危険行為は先回りして考えて、「こんなことをすると、こんな痛いことになるんだよ」と、想像するように促しました。

そうやって危ない遊びを止めさせようとしてきましたが、こういう子は痛い思いをしないと学ばないんでしょうね……トホホ。