Photo by gettyimages
ライフ

40代からの美しい腹筋はジムではなく食事で作られる

なぜ筋トレしても痩せないのか?

やせるために一生懸命ジムに通ったり、糖質制限したり、カロリーオフ飲料を飲む……それはすべてムダな努力だった!“体内年齢35歳”という奇跡の55歳で、『最少の努力でやせる食事の科学』の著者・オーガスト・ハーゲスハイマー氏がその間違ったダイエットの常識を覆します。

ムダな時間とお金をかけるのはもうやめよう

みなさんはスポーツジムでこんな光景を見かけることはありませんか?

・歯をくいしばりながら、必死で腹筋をくり返す人
・ハツカネズミのように黙々とランニングマシンの上を走り続ける人
・ゼロカロリーのスポーツドリンクを飲んでいる人

「このムダな時間とお金をほかのことに使えば、もっと豊かな人生が送れるのにもったいない!」

私は心の中でいつもそうつぶやきながら、ジムをあとにしています。

もっとも、そういう私も何年か前までは同じことをしていました。毎日ジムに通い、懸命に体を鍛え、ダイエットソーダを飲み、プロテインとささ身でがんばっているのに思うようにやせられなかった。なぜなら、これらはみなムダな努力だったからです。

 

正しい知識をもたないまま、どんなに努力をしても、あなたはやせることができません。残念ながら、努力と結果は比例しない。死ぬほど努力したからといって、死ぬほど素晴らしい結果が保証されているわけではありません。

著者のオーガスト・ハーゲスハイマー氏

特にダイエットの場合、ムダな努力が招くのは、(1)お金のムダ(2)やせないうえに疲れやすくて能率が上がらない毎日です。これを何十年も続けたとすると、

〔(1)+(2)〕×何十年=人生のムダ

にほかなりません。

そのムダであなたは大損をしているのです。「やせない」だけではなく、「人生」も。それでは、ダイエットに関してもっとも陥りがちないくつかのムダをみていきましょう。

毎日1時間ランニングや筋トレしてもやせない

私が通っているジムには、毎日熱心に通っている方が何人かいます。

先日も、私がジムに入ったときにはすでにランニングマシンで走っていて、帰るときにふと見ると、まだ汗だくになりながら走っていました。その熱心さには頭が下がりますが、残念ながらその方は1年前に比べて、まったく体型が変わっていないんです。

引き締まったからだを手に入れるために頑張っているはずが、時間とお金のムダとなっているわけです。本当に気の毒になってしまいます。

意識の高い人ほど陥りやすい、”長時間がんばって運動するムダ“に気づいてほしいと思います。毎日1時間、2時間、漫然とランニングしたり、筋トレしても思うようにはやせられません。それより短時間で筋肉を限界までもっていく運動をするほうがはるかに効率よく、きれいにやせられます。

たとえば20分ランニングするとしたら、一気にダッシュして自分のマックスまで走り、少しゆるめてまたダッシュするというくり返しをするのです。そのほうが1、2時間ダラダラ走るより、引き締まったきれいな体がつくれます。

なぜかというと、限界まで筋肉を使うと、脳は「ここまで筋肉を使うことがあるなら、次にこんなチャレンジがやってきたとき耐えられないと大変なので、筋肉の細胞を増やそう」と考えます。そして成長ホルモンを出して、筋肉を増やそうとするのです。

つまり「オーガストは55歳なのに、筋肉がもっとほしいみたいだから、成長ホルモンを出してやってください」という指令を、脳が体に送るわけです。

成長ホルモンが多い=若い体です。だから筋肉の限界まで挑戦するこの運動はアンチエイジングに効果があります。

毎日ジムに行くのは時間のムダ。それより週に1〜2回、筋肉を限界までもっていく運動を短時間で行ったほうが、美しい体が作れるのです。