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野球

菊池雄星の二段モーション問題で思い出される「あの投手」の投球法

まるでゴリラ

こんなこと、記憶にない

長いことプロ野球を見ていますが、試合開始直後の1球目で、いきなり反則を宣告された例は記憶にありません。

8月24日、ヤフオクドームでの福岡ソフトバンク戦に先発した埼玉西武の菊池雄星投手が当事者です。無走者での反則に対してはワンボールのペナルティが与えられます。精神的な動揺もあったのでしょう。この試合、菊池投手は3回7失点でマウンドを降りました。

菊池雄星投手 Photo by GettyImages

菊池投手はこの1週間前の東北楽天戦でも反則をとられています。改善のあとが見られなかったというのが審判団の主張です。

この件に関し、“観客ファースト”の立場から意見を述べているのが野球評論家の権藤博さんです。

 

<多くのファンにとって「2段モーション」などのルールはなじみが薄い。どこがいけないのか私でもわからないし、プロ野球でそんな場面を見せても仕方がない>

<今回、打者の側から「菊池はずるい。あのフォームは違反だ」という声が出ていたのだろうか。打者にとって“実害”があったのなら、判定も理解できるのだが……>(いずれも日本経済新聞8月31日付)

我が意を得たり、です。菊池投手のフォームをビデオで確認したところ、確かに「2段モーション」の疑いは濃厚です。審判の判定はもっともだと思います。

しかし、試合が始まっていきなりの反則宣告はどうでしょう。プレーボールの前に、その件について、もう少しコミュニケーションをとっておいてもよかったのではないでしょうか。