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霞が関「7人の天才」はこんな人たち~頭がキレて、モノが違う

ただし、出世できるかは別問題
週刊現代 プロフィール

仕事もできるK-1選手

内閣府には「最強の官僚」がいる。松本篤人・参事官補佐(33歳)は京都の洛南高校から東大法学部を卒業後、'07年に厚労省に入省。

現在は内閣府に出向し、「働き方改革」や「人づくり革命」など安倍政権の目玉政策の推進業務に抜擢された。将来を有望視される逸材だ。

その多忙な日々を縫ってプロのキックボクサーとしても活躍し、今年2月にはK-1にも出場した。27歳でプロデビューしてから、戦績は5勝2敗1分。松本氏の所属するジムの代表によると、「チャンピオンも狙える」という。

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松本氏本人に話を聞いた。

「多忙な環境なので、行き詰まってしまいそうになるときもありますが、仕事と家庭とキックボクシングの3つのバランスが取れているので、なんとか回っているのだと思います。ジムに来られる会員の方と同じ立場で話せることも貴重な財産になっています。

公務員なので、世の中のあらゆる種類の方を見て、話ができなければならない。それを踏まえて、どういう政策を打ち出すか。批判も含めて、多くの意見を聞ける場にもなっているので、ジムはかけがえのない場所です」

この松本氏、ジムの会長によれば、「対戦する相手が非常に嫌がる選手」なのだという。

「自分は特技も練習量もキャリアも少ないので、こういう攻め方をしたら相手が嫌がるなということを意識しながら試合をしています。仕事でも常日頃、相手を説得するために相手が何を考えているのか想像しながら対応しているので、それが格闘技にも生きているのかもしれません」

 

昨今、悪い面で注目を集める機会も増えた霞が関のエリート官僚だが、彼らのような天才が国家の歯車を回していることもまた、事実なのだ。

「週刊現代」2017年9月9日号より