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オリンピック ライフ 週刊現代

続・あの美女アスリートはいまどこで何をしているのか

高齢者にバレーを普及/わが子のために絵本を描いた

その活躍と美貌に日本中が熱狂した、美女アスリートたち。たぐいまれな身体能力と美しさの二物を天から与えられた彼女たちは、競技の第一線から退いたあと、どんな人生を送っているのか。その足跡を追う特別企画、第二弾(第一弾はこちら)。

益子と斎藤の美女ツートップ

愛くるしい「ジュリスマイル」で日本中に愛されたバレーボール日本代表の元エースアタッカー、横山樹理(62歳)を覚えているだろうか。

'82年に現役引退後は、バレーボール教室の講師として全国各地を飛び回っていたが、「子どもを育てるときは故郷に帰りたい」という思いがあり、長男の出産を機に北九州へ移住。

地域の体育指導員として働きながら、地元のママさんバレーボールのチームに所属した。

横山本人が近況を語る。

「ママさんチームが'05年に沖縄で行われた九州ブロック大会45歳以上の部で優勝するまで14年間、選手として所属しました。いまは高齢者の方も楽しめる、通常より柔らかいボールを使ったソフトバレーボール大会を定期的に主催しています。

参加者のほとんどが、60~80代です。皆さんが『またやりたい』と言ってくださるかぎりは大会を続けますよ。モスクワ五輪に出られなかった悔しい思い出もあったけど、バレーボールのおかげで良い経験もたくさんできたと感じています」

 

'80年代半ばから'90年代前半にかけてバレー界のスターと言えば、益子直美(51歳)だった。共栄学園高校を春高バレー準優勝に導き、その後日本リーグでもエースとして活躍。

'92年に現役引退後はタレント活動をしていたが、現在はテレビで見かけることも減った。

'06年に12歳年下のプロロードレーサー・山本雅道と結婚。山本がプロを引退すると、'13年に夫婦で神奈川県藤沢市にサイクルプロショップをオープンさせた。益子も週に何度か店頭に立っていたが、'17年4月に、心房細動の手術を受けていたことを公表した。

彼女の近況について、サイクルショップ店員が語る。

「(益子は)手術をしてからはお店に来ることはほとんどありません。でも日常生活には支障はありませんし、元気ですよ。ただし完治したというわけではありません。心拍数が一定以上にならないように気を付けながら生活しています」

淑徳大学バレー部の監督や自転車関連の仕事をこなし、穏やかな日々を過ごしているようだ。

益子と並んで当時のバレー界のアイドルだったのが、斎藤真由美(46歳)だ。日本代表でもプレーしたが、怪我に悩まされ、'04年に引退。その2ヵ月後、兄の中学校時代の後輩だという小学校の教員と電撃結婚した。

現在は夫と小学生の長男とともに最後の所属チームの本拠地だった山形県在住。専業主婦だが、こんな逸材が地域振興の目玉にならないわけがない。山形放送のラジオ番組『グッとモーニン!!』に週1回出演するほか、山形県天童市の教育委員も務める。

斎藤は以前、本誌の取材にこう語っている。

「山形はいいところですよ。東京は疲れます(笑)。バレー教室などで父兄の方が私の現役時代を見てくださっていて、『私は益子派だった』『私は斎藤派』という話題になったり(笑)、いろいろと昔の話もしてくれて、それはやはりありがたいですね」

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益子、斎藤と同世代でバレー界の№1美女と呼ばれ、写真集まで発売されたのが、山内美加(47歳)。

彼女は'97年に引退すると、オリックスに所属していた元プロ野球選手・藤本俊彦と結婚。夫の地元である徳島県に移り住む。現在、なんと徳島市内の観光案内所で働いているという。

ちなみに山内には2人の娘がおり、バレー選手ではないが、姉は女子バスケットボールのU-19の代表候補に、妹はU-18代表候補に入っており、ともに将来を期待されるアスリートだ。