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医療・健康・食 ライフ 週刊現代

原因不明で治療も難しい あの一流芸能人たちが苦しむ「難病」

元通り回復する患者は3分の1

ある時「ゴー」と聞こえて…

朝起きたら突然、片方の耳が聴こえなくなり、耳鳴りや強烈なめまいが同時に起こる「突発性難聴」――。

つい先頃、KinKi Kidsの堂本剛(38歳)が突発性難聴であることを発表。過去には浜崎あゆみ(38歳)やスガシカオ(50歳)、山本譲二(67歳)などもこの難病を患っている。

浜崎あゆみPhoto by GettyImages

国内の突発性難聴の患者数は年間約7万5000人。そのうち元通りに回復するのは、わずか3分の1とも言われている。片耳の聴力を失ってしまう人も少なくない。一般的には40~60代に多く見られ、男女差はない。

元Winkの相田翔子(47歳)も、'14年に補聴器広報大使として参加したイベントで、26歳の時にストレスで突発性難聴を発症したことを告白している。

「ある時、平衡感覚がおかしくなってしまい、歌ったり踊ったりするのがとても辛くなって。おかしいなと思っていたら、耳の中でゴーと大音量が鳴るようになり『もう限界』となって、2週間入院治療しました」

しかも、突発性難聴はやっかいなことに原因がはっきりと分からない。病院で検査を受けたものの、脳や内耳に異常が見つからないため、様々な病院をたらいまわしにされる患者もいる。

 

前出の石井氏が語る。

「突発性難聴の原因には二つの説があります。一つは血液の巡りが悪くなっていること。もう一つはウイルス感染説です。突発性難聴を発症する人の背景をみると、必ずストレスを抱えていたり、寝不足、疲れなど、無理な生活をしている。

結果、自律神経が不安定になり、免疫力が落ちることで発症すると考えられています。規則正しい生活を送っている人には絶対に起こらない病気です」