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他人事ではない!西武・森慎二コーチ「42歳で急死」の怖すぎる原因

入院後、わずか3日で帰らぬ人に…

どんなに健康な人間でも、ある日突然、知らず知らずのうちに体内に入った細菌に感染し、命まで奪われる。いったい何が起きたのか。プロ野球の現役投手コーチを襲った悲劇の真相に迫る。

持病はなかった

「現役時代、あんなに体がデカくて元気だったヤツが急に体調が悪くなったといって入院して、2~3日で亡くなるなんて誰も思わない。あまりに突然のことで、私もしばらくは受け入れることはできませんでした。

彼の奥様は喪主という立場もあり、参列者の前では落ち着いていて気丈な振る舞いでした。でも実際は、『信じられない』という気持ちで、亡くなってから数日間はもう泣きつくしたんじゃないですかね。

バリバリの現役コーチとして頑張っていましたから、今でも半分は信じられない、というのが正直な気持ちです」

 

6月28日、遠征先の福岡で急死した西武の一軍投手コーチ・森慎二氏(享年42)の告別式が4日、都内で行われた。森氏の現役時代をコーチとして指導した松沼博久氏は遠くを見つめながら、心中を明かした。

身長1m89cmの大きな体で、左足を高くあげるダイナミックなフォーム。西武では中継ぎ、抑えとして活躍し、メジャーにまで挑戦した男が、古巣のコーチになって3年たらず。あまりにも突然に訪れた最期だった。

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森コーチは6月22日、福岡で、新日鉄君津時代の先輩にあたるソフトバンクOBの松中信彦氏と会食。自ら焼酎のボトルを注文して、普段通り酒を口にし、7月にも再び松中氏と会う約束を交わしていた。

西武のある一軍スタッフが明かす。

「6月23~25日の3連戦のうち、森コーチは24日まで通常通り、ブルペン担当としてベンチに入っていました。24日の試合に勝った後は、辻(発彦)監督とも握手をしていた。3戦目の25日も、試合前は宿舎のホテルから球場まで200mほどを歩いて球場入りしています。

でも、顔色が悪かったので『体調が悪いなら病院に行ったほうがいい』と周りに言われ、試合前練習も参加せず、病院に行きました。

その後、球団からの報告では森コーチの体調について『検査が必要だから何日か入院する』ということでしたので、少し休めばまた戻ってくる、と理解していました。

でもその次の報告が『亡くなった』という、信じられない悲報でした。彼と一緒に仕事をしてきて、何か持病があるとも聞いたことがなかったし、私が『何が起きてしまったのか』と聞きたいぐらいです」