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日本獣医師会顧問が証言!「加計学園には、『天の声』が降ってきた」

だから、無理が通ったのか…

「ここ最近、学校の幹部は連日、会議でこもりっきりです。『これは予想できなかった。ヤバいぞ』『政府内で揉めても、我々は動きようがない』『うちも森友みたいになるのか』と頭を抱えています」

こう明かすのは、加計学園本部に勤める職員だ。理事長の加計孝太郎氏は、学校に姿を見せなくなっているという。

「酒豪の理事長は酒が入ると、安倍総理のことを『安倍ちゃん』『晋ちゃん』と呼ぶんです。『晋ちゃんなら大丈夫じゃ』とかね。それをモノマネしてウケを取る同僚がいたんですが、今はとてもそんな冗談は言えません」

安倍総理と加計氏の親密さは、学園内でも周知の事実なのだ。

さて、件の文科省の内部文書に実名で登場している人物に話を聞いた。日本獣医師会顧問で、元自民党衆院議員の北村直人氏だ。文書には〈(昨年)10月19日付、北村直人元議員(石破元大臣同期)→専門教育課〇〇(担当者名)〉とある。北村元議員が、本誌の取材にこう答えた。

「書かれている内容は、私が専門教育課課長らに話した通りでほぼ間違いない。文書は本物です。

今治市が繰り返し特区申請を出していた'15年当時、国家戦略特区担当大臣は石破(茂・前地方創生相)氏でしたが、彼は『(特区認定のための)条件に照らすと、新設はちょっと認められないな』と言っていたし、私も『これでは天の声でも降って来ない限り、無理だろう』と考えていました。

それが昨年、担当大臣が安倍総理に近い山本幸三氏に替わった途端に、加計学園だけに獣医学部新設が認められる流れができた。安倍総理の強い影響力が働いているとしか考えられません」(北村氏)

すでに「状況証拠」は充分すぎるほど揃っている。安倍総理はこれでも逃げられると思っているのか。

「週刊現代」2017年6月10日号より