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想定外に集まった共感

「コイツには何言ってもいい系女子」が密かに我が身を切り刻んでる件』の記事を書いて、反響の大きさに驚いた。ワーキングパーソン向けメディアである『現代ビジネス』でPVが1位に躍り出て、Twitterのコメントがしばらく止まらなかった。もちろん「女性だけの話じゃない」「電通事件と関係がない」など批判も多かったが、それはそれで真摯に受け止めつつも、心が痛くなったのは批判よりも共感コメントの多さだった。

(以下、斜字はTwitterより引用)

@lunapetit 共感しすぎて苦しい…。本当にそう思う。男女限らず若い人たちはいじっても良い、という感覚を持つ人は、未だに職場だけでなく学校や地域、家庭などあらゆる場に存在する。

@nakkoon (残念ながら)ものすごくわかる!!工学部の女子は大体当てはまるだろうな.このあたりが女性が増えてほしい分野で増えない理由にもなっていると推察.

@flying_syachiku 共感しすぎて胃が痛くなる記事だった。どれだけ結果を残そうとも別のベクトルで評価される。女であることに苦痛しかない。

また、気づかぬうちにハラスメントをしていたかもしれないと感じた人も多かったようで、「これは気を付けないと」「猛省します」といったコメントも見た。もちろん女性も含め、誰もが加害者になることもあり得る。

なぜなら、こうした「いじり」は被害者本人たちが場合によっては喜んでいるように見える、嫌だと声を挙げていないからだ。前回も書いたが、男女ともに、いじられることによって「仲間に入れてもらう」という一種の組織における生存戦略になっていて、全く気にしていない人との区別もつきにくい。

実際、自ら積極的にそのポジションを引き受けに行ってしまった後悔と自責を語るコメントも多かった。

@nikonikonanami1 わたしは「コイツには何を言っても良い系女子」って認定されてるんだろうな。何言われてもニコニコしてるのがわたしの信条で、さすがに嫌やわってこと言われても笑顔でいる努力してたけどそれは間違えだったんだな。自分のしんどさ自分で助長してたな。

@Sia_Keys22 今の会社で完全に私はこれだった。自分のキャラ設定を完全に間違ってしまって、結局追い詰められた。けどどうすればよかったのか、自分の中での解はまだ見つけられていない。

@Yukky419 最初の職場で、「女性として扱わなくていい」という趣旨のことを行った結果、まさに「コイツは何言ってもいい系女子」に成り下がってしまったことを 思い出す。職場ではプライドと真面目さを前面に押し出していいんだ、と次の会社で知った。