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ライフ 週刊現代

女性編集者が猛反省…チツは放っておくとどんどん「劣化」する

『ちつのトリセツ』その②

私たちは男も女も、チツのことを知らなすぎるのではないか―そんな思いから『ちつのトリセツ 劣化は止まる』を著した、径書房の女性編集者の原田純さん(62歳)。前回http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51480)に続き、驚きの研究成果を発表します。

いつの間にかカラカラ

「膣は使っていないと廃用性萎縮が起こります。分かりやすく言うと、運動しないと身体のあらゆるところの関節が固まりますが、あれと同じことが膣にも起こる。使わないと身体は鈍って劣化しますよね。膣も同じなんです。

だから、セックスまたはマスターべーションで、女性ホルモンを多く分泌してケアしてあげることが大切。セックスは相手が必要なので、難しい点もありますが、マスターベーションならいつでもできるはず。それもしていないとなれば、劣化して当然です」

こう語るのは産婦人科医の早乙女智子氏だ。膣や外性器は粘膜なので、潤いが失われると、当然干からびる。熱いセックスやマスターベーションに伴う愛汁で膣の定期メンテナンスを行っているのであれば問題はない。

しかし、そんな人は決して多くはない。本の著者である原田さん自身も20年以上のセックスレスで、マスターベーションも数年やっていないという枯れっぷりだった。

「私はもう60歳も過ぎているし、『そういうことは卒業した』と周りに言っていましたが、本音を言えば、いい人がいたらセックスをしてみたい、セックスぐらいしようと思えばいつでもできると思っていましたね」

しかし原田さんの根拠のない自信は数十年振りに果たした膣とのご対面で、脆くも崩れさる。

鏡でじっくり観察してみると、確かに間違いなく、原田さんの外性器は小さくなっていた。昔はふっくらぽってりしていた大陰唇はいつのまにか厚みを失って、ぺったり、のっぺり。大陰唇の奥の、肉厚の花びらのようだった小陰唇も、厚みを失い、小さく縮こまってクシュっとなっている。

長年、ほったらかしにされていた原田さんの膣は完全に枯れ果てていた。膣内に指を入れるのも痛くて難しいほど、硬く、カラカラになっていたという。前出の松峯氏が語る。

「50歳を過ぎ、更年期後期に差し掛かると、女性ホルモンの減少が顕著になってきます。女性ホルモンが少なくなってくると、膣の粘膜がどんどん薄くなり、潤いもなくなっていく。そうすると、ちょっとこすれても血が出るようになったりして、膣に指を入れるのにも痛みが走る。快感なんて言ってられなくなります」

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女性ホルモンの減少の他に、「冷え」も膣の劣化の原因になる。身体が冷えると女性は骨盤内の血液循環が悪くなりやすいので、膣も冷えてしまい、カチコチに硬くなる。原田さんが言う。

「たつの先生も、膣の劣化の最も大きな要因は『冷え』だと言っています。現代の働く女性につきものである寝不足、ストレス、乱れた食生活など、その全てが冷えにつながってくる。そして、膣の劣化を加速させるのです」