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3ヵ月で200万円儲かる!「1日で株価3倍」おいしい銘柄教えます
東京メトロ、JR貨物、佐川急便も上場か

そんなうまい話があるか? と思うだろうが、すでに「3倍」「4倍」となる銘柄が続出中。気付いた人から投資して大儲けしている。しかも、買えばほぼ確実に儲かる――これは最新版のバブルだ。

1日で95万円儲けた

サラリーマン投資家の東条駿介氏は、年始からのたった3ヵ月で約200万円を稼ぎ出した。

「投資手法は、いたってシンプルです。新しく証券取引所に上場する新規公開銘柄(IPO銘柄)の抽選に応募して、当たった銘柄は、上場直後に即座に売るだけです。

実際に私が売買したのは、3月末に東証マザーズ市場に上場したユーザーローカル。大量のビッグデータを収集して、データ解析をするためのプラットフォームを提供している会社です。

大和証券のネット口座で申し込んだものが抽選で当たったので、公開価格2940円で購入したのですが、上場初日についた初値は1万2500円と4倍以上に跳ね上がりました。一口(=100株)分の29万4000円が125万円ほどになり、これをその日のうちに売却して95万円ほどの利益になりました」

つまり、「たった1日で株価4倍」の大儲けを手にしているのだから、驚愕である。

東条氏は本業の仕事があり、デイトレーダーのように、平日の昼間にマーケットの状況をウォッチできるわけではないが、「まったく問題ない」(東条氏)。

仕事の昼休みの時間を使って証券会社の担当者やネット証券を通じて抽選に応募し、当選した暁には上場初日に売り注文を出すだけ。そんな誰でもすぐにできる投資手法で、次々に「大儲け」を手にしている。

 

東条氏が続ける。

「2月下旬に東証マザーズ市場に上場したユナイテッド&コレクティブも、SMBC日興証券の店頭で申し込んだものが当たりました。首都圏を中心に鶏料理居酒屋『てけてけ』、ハンバーガーカフェ『the 3rd Burger』などを展開している会社です。

公募価格が1620円で、初値が4500円と約3倍になりました。16万2000円で買ったものを上場初日に売ったので、この1日だけで約28万円の儲けです」

東条氏はこうした新規公開株への投資を中心に、年始からすでに約200万円の儲けを得た。かくも簡単に儲けられるのはうらやましい限りだが、実はいま、東条氏と同じく新規公開株への投資を実践し、笑いが止まらないほど大儲けしている投資家が続出している。

東条氏が投資した銘柄同様、株価がたった1日で何倍にも跳ね上がる新規公開銘柄が次々に出る「未曽有のバブル相場」が到来しているからだ。DZHフィナンシャルリサーチ日本株情報部アナリストの田中一実氏が言う。

「特に3月に入ってから、大きく値上がりする銘柄が際立ってきています。たとえば、東証マザーズに上場した博多ラーメンの『一風堂』を展開する力の源ホールディングス

公開価格が600円でしたが、3月21日に上場するとあまりの人気ぶりから初日には値がつかず、ようやく2日目に2230円の初値がついた。実に公募価格の4倍弱で、時価総額にいたっては同業他社のリンガーハットに迫る勢いです。

また、人気コピーライターの糸井重里氏が代表を務めるほぼ日も、3月16日の上場初日に買いが殺到し、2日目でやっと5360円の初値がついた。公開価格は2350円だったので、初値は2倍以上です。ここへきてトランプ相場が停滞してきた中、行き場を失った大口資金が新規公開株に流れ込み、マネーの受け皿になってきている」

足元でマーケットは冴えない展開を見せ、「トランプ相場はもう終わり」との悲観論ばかりが報じられている。しかし、マーケットによく目を凝らせば、嬉しい悲鳴が飛び交うこんな「大活況」が巻き起こっているのだ。いちよし証券投資情報部銘柄情報課長の宇田川克己氏も言う。

「今年のIPOマーケットは非常に好調です。1~3月中に27社の新規上場がありましたが、公募価格に対して初値が上昇した銘柄は25社で、約93%という『高勝率』。しかも、各銘柄の公募価格と初値を比較した上昇率を計算すると、なんと全銘柄平均で100%超、つまりは2倍以上の株価をつけている。

このような活況は、IPO市場が絶好調だった'13年以来で、当時は勝率が96.3%で、平均上昇率も120%を超えた。今年は約85銘柄のIPOが行われると予想していますが、'13年の再来になる可能性が高い」

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要するに、投資をすれば超高確率で「株価2~3倍」を手にできるのだから、「ほぼ確実に当たる宝くじ」のようなもの。となれば、このバブルに乗らない手はない。

しかも、このバブル相場は始まったばかり。本番はまだこれからで、市場関係者たちの「注目銘柄」は、ここから次々に上場する予定なのだ。