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「資産1億円以上」本物の金持ちが買っている株と投信はコレ

トランプバブルは、もう一度やってくる

リスクを分散させつつ、攻めるところは攻める。それが金持ちの投資術だ。彼らの考え方を真似することが、株と投信で勝つ第一歩。勝利の方程式を特別に公開しよう。

第一生命株で1000万円儲けた

「株式投資のキャリアは40年で、投資額はだいたい1億円程度です。ここ15年間で負けた年は1回だけですから、かなり勝率はいいのではないでしょうか。

好きな銘柄は金融株ですね。ビジネス上でも銀行や保険会社との取引がありますので、会社の状況や業界の動向がわかるからです。

直近ではみずほフィナンシャルグループ第一生命ホールディングスの株に投資をしていました。買ったのは去年の10月後半、トランプ大統領が大統領選に勝つ直前です。みずほ株を170円で10万株、第一生命株は1600円程度で2万株購入しました。

第一生命は('10年の)新規上場時の主幹事証券会社、野村證券が目標株価を2700円に設定していたので、そのくらいまでは上がるだろうと思ったのです」

こう話すのは中古ブランド品の売買で有名な「ブランド王ロイヤル」代表の森田勉氏だ。森田氏は主に証券会社のレポートを判断材料にして株を購入し、長くても半年程度しか株を保有しない短期売買を心がけているという。みずほ株と第一生命株も3月中旬にすべて売り払った。

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「状況が変わったと感じたら、損をしていてもすっぱりと手放します。米国ではトランプ大統領への期待が剥がれてきて、市場も勢いがなくなってきました。日本をはじめ、東アジア情勢もやや不安定になってきた。森友問題で安倍総理が退陣すれば、日経平均株価は3000円くらいあっという間に下がるでしょう。

日経平均株価が暴落したら、そこが次の買い時だと思っています。なのでいったん売却して、キャッシュに変えました。みずほ株は210円で、第一生命株は2100円程度で売却して、利益はそれぞれ400万円、1000万円ほどでした」

森田氏は金融株に加えて、新規上場した会社の株式にも注目している。

新規上場株を上場前に手に入れるためには証券会社から優先的に割り当てられるか、抽選に当たるかしかない。手に入れる可能性を高めるためには、証券会社との付き合いも大事だ。

 

「相対営業中心で売買手数料の高い証券会社と付き合うのも、よい新規上場銘柄を購入するためには必要なことでしょう。今は新規上場株がブームで、昨年も多くの会社が上場しましたが、初値が公募価格を下回ったケースはほとんどなかったのではないでしょうか。

ただ、上場前に買い付けられるのは限りがありますから、儲けもそれほど大きくありません。大きく稼ぐには上場後、初値が付いた後に市場で買い付けることになります。

最近、儲けたのは、2月23日に上場した飲食業のユナイテッド&コレクティブですね。公募価格は1620円で、初値は4500円でした。上場前に当たった分は初値でいったん売却したのですが、その後も勢いが衰えなかったので、5000円で2000株、さらに買いました。

読みが当たり、翌週も暴騰して2月28日に7000円前後で売り抜けることができました。この間の儲けが400万円といったところでしょうか。

次に狙っているのが、4月6日に上場予定のネット通販サポート企業、テモナです。こうした企業は人気になりやすい。上場前には購入できませんでしたが、公募価格は2550円で、すぐに倍にはなるのではないでしょうか。初値が5000円以下なら是非買いたいと思います」