医療・健康・食

余命1年の宣告から1年…がん「代替療法」を選んだ私のいま

働き盛りのがん闘病記(6)
朱郷 慶彦 プロフィール

疲れやすい

体力的には、非常に疲れやすくなっており、とにかくすぐ眠くなる。外出したり、力仕事をすることも問題なくできてはいるのだが、少し動くとすぐに疲れてしまい、気づけば眠っている。

一説には、がん患者は、健康な人に比べて16倍疲れやすいとのこと。誰に聞いた話かは覚えていない。

この説の真偽については確認していないが、16倍という数値がなんだか気に入って、よく人に話す。

なにしろ16倍という数値が絶妙ではないか。4倍とか10倍とかでなく、16倍ですぜ、旦那さん。文章を書くのを生業とする私から見ても、この数値の効果は素晴らしい。『人は見た目が9割』を上回るヒットではないだろうか。

私からこの話を聞かされた方も、「ほう、16倍ですか。それはすごい」などと妙に感心してくれるので、私も気をよくしてさらに吹聴しまくっている次第である。

今回のエッセイを書くにあたり、文献などを調べてみたのだが、ソースは発見できなかった。ご存じの方がいれば、ぜひご一報頂けると幸いである。今のところは都市伝説としてご紹介しておく。

まあ、全体として、余命1年宣告を受けた末期がん患者の1年後の状態としては、頑張っている方ではなかろうか。王、長嶋とまではいかなくても、末次や黒江くらいには頑張っているだろう。えっ? 喩えが野球ってオヤジかよ! だって? しかも古すぎる?

では、チャーリー・パーカーとまではいかなくても、マックス・ローチやレッド・ガーランドくらいには頑張っている、ということで。

えっ? ますますマイナーでしかもさらに古いって?

面倒くさいな。では、下記の空欄にご自分のお好きなジャンルのお好きな人物に入れ替て文章を完成させて、次に進んでいただければ幸いである。

「     」 とまではいかなくても、「     」 や 「     」 くらいには朱郷は頑張っている。すごい。偉い。今すぐAmazonで本を買ってやろう。(本プログラムには一部に広告が掲載されます)

代替療法を片っ端から試した結果

さて、以上が私の2017年2月5日現在の状態である。

この状態を維持してくれているのは、私独自の「格安がん治療法」である。

まずはその元となった王道の代替療法というのはどういうものなのかを、読者のみなさんに知っておいて頂きたいと思う。

 

私自身、最初は王道の代替療法を片っ端から試してみたのである。そして、その理論的根拠を分析し、その根拠を崩さない範囲でより簡単にできるもの、より安くできるものへと、部分的に置き換えていって、独自の治療法へと至ったのである。

だから、王道の代替療法について、知ることは非常に重要だ。知った上で、自分に合った方法を見つける。自分に合った方法が見つかったら、その改良法を模索する。その順番が大切なのだと思う。

また、がん治療というのは、「自分に合った良い方法を見つける能力」が大切である。

私に効いた「方法」は、Aさんにはたまたま効くかもしれないが、Bさんに効くという保証はどこにもない。個人差があるからである。

しかし、私が自分に効く方法を見つけた「方法論」は、BさんにもAさんにも有効なはずだ。

私は、読者の皆さんに魚を差しあげるのではなく、魚を捕る方法をお知らせしたいと考えているのだ。