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昭恵夫人に籠池理事長…急に爆弾を抱え込んだ安倍首相の本音

最長政権樹立のために、切るものは切る?

妻の好きにさせておくのが愛情――「寛大な夫」をアピールしてきた安倍総理だが、今度ばかりは度をこしていた。出るわ出るわ、昭恵夫人のうかつな言動。このままだと、共倒れになりかねない。

「昭恵のせいで」

〈魚座の新月。全てを最善として受け入れ、大きな流れにゆだねる〉

安倍総理の妻・昭恵夫人は、夫が国会で集中砲火を浴びる最中、頻繁に更新しているフェイスブックにこう書き込んだ。

自分の落ち度で夫を大ピンチに追いやったことも「運命」――天真爛漫な言動で知られる「アッキー」らしい。

しかし、一方の安倍総理は「何で昭恵のせいで、オレがこんな目に遭わなきゃならないんだ」と、怒りに打ち震えている。官邸スタッフが言う。

昭恵さんはこの件が国会で騒がれるようになって以来、知人の前で涙ぐみながら弁解することもある。家での夫婦の会話は、すれ違いでほとんどなくなっていると聞きますが、今回ばかりは総理も堪忍袋の緒が切れた。相当強く叱責して、言い合いになったそうです。

総理は、官邸でも『籠池(泰典・森友学園理事長)さんは、昭恵の人脈なんだがなぁ』と言ってため息をついたり、『今日の国会質問は、森友(学園)はいくつ入ってる?』と朝のレクでしきりと確認したりしています」

昭恵夫人が「名誉校長」に就任していた、学校法人森友学園が大阪・豊中市に4月開校予定の「瑞穂の國記念小學院」。この小学校の土地取引に関する不正疑惑で、安倍総理は国会で連日、野党に問い詰められて苦しい答弁を続けている。全国紙政治部デスクが言う。

「2月27日には報道各社の官邸キャップを集めて、赤坂の中華料理店で急遽会合を開きましたが、話題の中心は終始、森友学園のことだった。

『森友側には、名前を貸してくれと言われた。NPO法人の顧問になってくれと頼まれることはよくあるから、最初はそれだと思っていた』『でも、法に触れるようなことは一切やっていない。民進党が、私が森友に便宜を図ったかのようなレッテル貼りをしてるんだ』としきりに訴えていました」

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こんな時に、総理に呼ばれて会食に応じる記者も記者だが、総理の焦りはいよいよ本物だ。

「家庭の幸福は、妻への降伏」

安倍総理はかねがね、こう言って講演のとき笑いを取っている。その言葉通り、総理は昭恵夫人が自由奔放に友人知人の輪を広げ、興味が向いた場に顔を出し、時には政府の方針と正反対のことを公言しても許してきた。

いきなり会社を立ち上げ、居酒屋経営を始める。東日本大震災の後、東北沿岸部に建設されている巨大防潮堤に猛反対する。もちろん脱原発派だ。

さらに、本誌昨年11月12日号での小池百合子東京都知事との対談で、昭恵夫人はこうも言った。

〈いまは大麻に興味があるんです。ひとつは医療用。もうひとつは「祈祷用」。日本古来の神とつながる精神性を得るためには、日本製の麻を使う必要があると思うんです。「日本を取り戻す」ことは「大麻を取り戻す」ことだと思っています〉

折しも、高樹沙耶ら有名人が大麻で逮捕され、話題になっていた時期。世間はアッキーの天然ぶりに唖然とした。