不正・事件・犯罪 週刊現代

ホントに捕まる軽犯罪一覧〜松本伊代と早見優は他人事じゃない!?

立ちション、行列割り込み、メール覗き…

自転車の片手運転、行列への割り込み、ペットの糞の放置。何気ない行為だって、運悪く警察に見つかれば、「お縄」のリスクは十分。きっとあなたもやっている「意外な犯罪」、知っていて損はありません。

 

「粗野・乱暴の罪」

〈京都竹林の道の途中 踏切で優ちゃんとパシャリ〉〈その瞬間踏切が鳴り慌てて逃げる2人〉

タレントの早見優と松本伊代が、鉄道営業法違反の疑いで、京都府警右京署から事情聴取を受け、書類送検された。

1月中旬、旅番組のロケで京都を訪れていた二人は、踏切から線路に立ち入り、写真を撮影。松本がそれを自身のブログに上げ、冒頭の文言をつけて紹介すると、瞬く間に「炎上」し、警察が動く事態となったのだ。

この報道に触れ、「伊代はもう16歳じゃないんだから」と呆れた人も多いだろう。しかし、決して他人事ではない。日常生活の中には、「実は捕まってしまう行為」が数多く潜んでいる。「遵法」「コンプライアンス」の意識が高まった今の時代、これまでと同じ感覚で何気なくしたことが、警察沙汰に繋がるのだ。

とくに「軽犯罪法」では、様々な行為が犯罪とされる。軽犯罪法違反の行為のうち、立ち小便は比較的知られてきたが、その事実を改めて突き付ける判決が出た。全国紙司法担当記者が言う。

「'15年12月に大阪市のビルの駐輪場で立ちションをした男性が、逮捕、起訴され、今年2月7日、大阪高裁で有罪判決を言い渡されました。罰則は科料9900円です。

同法は、『街路又は公園その他公衆の集合する場所』で大小便をすることを禁じており、一審では、駐輪場は『公衆の集合する場所』に当たらないとされました。

しかし今回の判決では一審の判断を認めつつも、現場が歩道に接している点などから『街路に当たる』とし、一審を引っくり返した。男性のショックは大きいでしょう」

軽犯罪法違反はほかにもある。電車やバスを待っているとき、急いでいたのでつい割り込みをしてしまった――これは行列割り込み等の罪になる可能性がある。電車やバス待ち、演劇や催しのチケットを買うための行列に、乱暴な態度で割り込むことが禁じられており、トラブルになって警察を呼ばれると、逮捕される恐れがある。

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駅やコンビニなどで駅員や店員の態度が悪いと、ついきつく当たったり、声を荒らげたりしてしまうことがあるが、軽犯罪法はこうした行為も見逃さない。これらの公共の場で「著しく粗野又は乱暴な言動で迷惑をかけた者」は、粗野・乱暴の罪となる。

また、綺麗な女性の後ろ姿に誘われて、そのあとをつけて歩いただけでも「アウト」になりかねない。追随等の罪では、ストーカーまでいかなくても、相手に不安や迷惑を覚えさせるような仕方で付きまとうことが禁じられている。