新党改革 New Renaissance Party
が掲げる「改革八策」

鳩山「社会主義路線」では日本は救えない

 4月23日、「新党改革」を結成した。それに至る経過、これからの方針について説明したい。

 このコラムでも指摘してきたように、民主党を中心とする鳩山政権の迷走ぶりに、国民は愛想をつかしている。政治とカネの問題に、国民は政治不信を増幅させた。普天間基地移設問題に象徴される軸の定まらない外交安全保障政策は、日本を国際社会の中で孤立させている。さらに、長引く経済不況が国民生活に大打撃を与えている。

 しかしながら、国民はかつての自民党政権の復活を望んではいない。だからこそ、私は、候補者選定の不透明性、派閥、政官業の癒着などを批判し、体制刷新を求めてきたのである。

 政策の面でも、国民の支持を得ることのできる政策提言を行ってきた。

 私は、これらについて、2日間にわたって大島幹事長と面談し、実行することを要請した。しかるに、ゼロ回答であった。その証拠に、当の大島氏は幹事長ポストにとどまったままである。

 私をはじめ自民党や日本の将来を憂える議員の声には耳を貸さず、旧態依然たる党の体制、体質を変える努力を怠ってきた。各種の世論調査で、鳩山内閣支持率は急落し、民主党支持率も低下しているにもかかわらず、自民党支持率もまた低下している。

 支持政党なし層が過半数という状態は、いかに国民が政治に対する信頼を失っているかを示しており、経済不況とあいまって、この国には閉塞感がみなぎっている。

 このような状態を打破し、真に国民に開かれた政治を確立し、明るい日本を創るために、新党を結成することを決意した次第である。

 しかし、一つの政党を立ち上げるということは、さほど容易なことではない。国会議員5人以上という用件がある。橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事と政策を語り合っただけなのに、メディアや自民党執行部は、「知事と新党模索、そして失敗、党内で孤立」という絵柄を作っていく。

 知事が何人いようと政党にはならないので、そのような無駄な模索をするはずがない。昨今のジャーナリズムの政治についての基礎知識の欠如には驚かされる。

荒井弘幸議員が同志となった理由

 国会議員は一国一城の主であり、その傘下に県会・市町村会議員などを抱え、自分の後援会や多くの支持団体を持つ。離党することを彼らに納得させねばならない。これは時間と手間がかかる。

 日本の将来を憂える仲間の議員たちは、今すぐにでも新党に参加したくても、このように、それまでに解決すべき問題に逢着する。しかも、小選挙区制になってからは、若い議員ほど、党に「おんぶにだっこ」の選挙戦を行っているので、党に逆らうことができない。

 中選挙区制だと、派閥と個人後援会中心なので、党に反旗を翻すのは比較的容易である。また、私のように、党に頼らず手作り選挙をする者も、党に遠慮がいらない。

 新党結成メンバーを見て、任期切れ近い議員ばかりだと揶揄する声もあるが、以上のような事情を考えると、矢野哲朗議員のように、「7月には引退するが、最後のご奉公として、日本を救いたいという舛添議員を支える」という決意で参集してくれたのである。そして、重要なことは、理念と政策で一致したうえで、行動をともにすることにしたのである。

 定番の批判は、かつて郵政民営化に反対した荒井弘幸議員が入っているではないかというものである。しかし、鳩山政権が行おうとしている郵貯、簡保の上限を、それぞれ2000万円、2500万円に引き上げるような民業圧迫路線には反対することが政策であり、むろん荒井議員もそれに同意している。

 日本の守るべきものを守り抜くためにこそ、大胆な改革を実行すべきである。子どもや孫の世代に素晴らしい日本を残すために、今の鳩山政権が実行しているような過度の社会主義的政策は避けるべきだ。自立した個人が生き生きとして活躍できるような日本、国際社会で尊敬される日本を再構築しなければならない。

 そのための天王山の戦いが、来るべき参議院選挙である。私たちのような理念と政策を持つ者が、この選挙に勝利することが、日本を没落から救い、輝かしい夢と希望にあふれる日本を創ることにつながることを確信している。

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