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美女4000人に30億円を貢いだ「紀州のドンファン」の壮絶人生

いい女を抱くために私は金持ちになった
野崎 幸助

会うたびに渡した40万円

お店によっては「特攻隊」と呼ばれている、客と寝るためのホステスも用意されています。しかし、特攻隊員には食指が動かないような方が多いのも事実。だから、どうしても好みのホステスさんを口説こうと熱を入れていました。ただ、毎晩のように店に通ったとしても口説ける保証はまったくなく、金をドブに捨てるようなこともしばしばでした。

それと比較して交際クラブは大人の割り切りができるので、私にとっては非常に楽なシステムです。飲みたくもない酒を飲んで同伴出勤をしたり、アフターに付き合ってお気に入りのホステスさんを口説いたりするのは、今では馬鹿馬鹿しいと思っています。要はエッチをしたいという自分の欲望を満たしてくれればいい。そのうえで体も心も相性が合えば結婚することもやぶさかではありません。私としては、交渉は手っ取り早いほうがいいわけです。

原田容疑者は性に対して自由奔放で、ベッドに上がるなり自ら衣服を脱ぎ捨て全裸になって私に挑んでくるような女性でした。男性に甘えることが大好きな娘という印象を持っていました。

「バッグを買ってよ」 「高級時計が欲しいの」私は、多少わがままで、甘えてくれる女性が好きです。

「はいはい。じゃあ買おうか」プレゼントを手にした彼女が喜ぶ顔を見るのが楽しいのです。彼女はそんな私の琴線に触れてくる性格でありました。自宅近くには南紀白浜空港がありますので、東京からの交通の便は悪くありません。ですから、私が彼女の交通費を出して、自宅近くの観光地である白浜の高級リゾートホテルや近くの温泉地に、6度ほど来てもらい会っておりました。一度会うと、一日に2~3回はエッチしていたと思います。そして、会うたびに30万~40万円をお礼として渡していました。

私のエッチはノーマルで、SMの気もありませんし、仮装プレイや大人の玩具を使うこともありません。しかも、お相手には申し訳ありませんが、自分がテクニシャンだとも思っておりません。わがままかもしれませんが、自分の性欲を満たしてくれればそれで満足なのです。

そりゃあ、私のテクニックで相手の女性が失神するほど感じてくれたら嬉しいですけれど、演技をされるのは興ざめですし、それほど自分の力量を過信しているわけでもありません。ですから、お金を渡すのには、そんな自分の相手をしてくれてありがとう、という感謝の意味もあるのです。

事件が起きた日のことを振り返ってみましょう。

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