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エグゼクティブが殺到する着こなしの「色戦略」とは何か?
色を制するものは、ビジネスを制す

色を制するものは、ビジネスを制す――。そう説くのは、『愛される色 オトナ世代の色えらび』を上梓した、カラーコンサルタントの七江亜紀さん。3万人を超すカラー診断の実績を誇り、セルフマネジメントの域に達したコンサルティングには、エグゼクティブが殺到。ビジネスで役立つ、着こなしの「色戦略」とは何なのか?

 

なぜカラーコンサルティングが必要?

ーー七江さんのカラーコンサルティングは、企業だけでなく、エグゼクティブからの予約が殺到し、キャンセル待ちの状態と聞きます。なぜ、こんなにもビジネスパーソンからの人気が高いのでしょうか?

七江: 私が行っているカラーコンサルティングは、企業の商品やブランドの向上を目指したものと、個人様向けの2タイプがあります。

個人のコンサルティングでは、「イメージコンサルタント」としてその人自身の魅力を引き出すことを目的にしています。経営者や医師など、男女問わずさまざまな職種の方がいらっしゃいますが、セルフマネジメント、そして自己プロデュースの重要性を実感している方が多いからではないでしょうか。

ーービジネスシーンで「色」を使って自己プロデュースをすることが、仕事の成功にどのように影響を与えるのでしょうか?

七江: ビジネスでもプライベートでも、人が生きるすべてのものは、色抜きには語れないと思っています。ですから私のサロンでは、一般的な色診断だけではなく、その方の五感を重視した独自のメソッドで行っています。

単に「似合う色」や「何色を使う」などといったことだけでなく、その方の個性や可能性を引き出すことで、それが自信につながっていくのです。

カラーコンサルタントの七江亜紀さん

自分に「似合う色」で人生が変わる

ーー自分なりに「色」を使って成功する方法を教えていただけますか?

七江: まずは「自分色」を知ることですね。自分色とは、その人らしさを表わす色のことです。これは、「似合う色」、「好きな色」、「戦略カラー」の3つで構成することができます。

「似合う色」とは、肌なじみのいい色。その人が生まれ持った肌、髪、瞳の色と相性のいい色のことで、一生変わることはありません。

「好きな色」とは、心の求める色。そのときの気分によって変化する、変動する色。
そして「戦略カラー」とは、自分の理想や目指したい姿、こう見られたいといった状態を表わしているものです。

ーーその人に「似合う色」とは、「パーソナルカラー診断」をもとにおこなったもののことですか?

七江: そうです。いわゆる「パーソナルカラー」とは、「似合う色」のことです。この色を知って身に着けることで、自身を魅力的に見せることができるのです。

どんなにいいブランドのおしゃれな服を着ていても、それがその人に似合っていなければ、素敵に見えないものですよね。服の色が自分の肌、髪、瞳の色に合っていなければ、一瞬でマイナス印象になってしまうこともあるのです。着る服の色は、人の内面、そして見た目の印象を大きく左右するものです。

ーーなるほど、普段なにげなくしているけれど、色の選択は人生において重要なものなのですね。

七江: 「似合う色」を知ると知らないでは、大きな違いが生まれます。その人の魅力を活かしてくれるプラス効果がある一方、マイナス効果もあるので、注意が必要です。まずはそのことを知ることが大事ですね。

「色」によって、生き方までも変わるといっても過言ではないと、私は信じています。

「似合う色」のプラス効果とは?

ーーパーソナルカラーである「似合う色」をまとうことで、人生まで変わるとのことですが、具体的にどういった変化が起きるのでしょうか?

七江: 「似合う色」は、自分という“素材”が生まれ持っている色素と相性のいい色。ですからその色をまとうことで、一瞬にして肌と輪郭が際立ち、オーラを放つように明るく輝いてきます。

ーー「似合う色」を着れば、マイナス5歳肌も夢ではないのですね。見た目の印象は、女性だけでなく、男性にとっても大事なことですよね。仕事の人間関係でも、好印象を与えたいと願うものです。

七江: 肌をきれいに見せ、若々しく、活き活きと見せてくれることはもちろん、表情も心持ちも変わります。それが自信になり、仕事などのスキルも上がり、すべてが楽しくなってくる。だから、その人の生き方までもが変わってくるのです。

ーー反対に、「似合わない色」を着ていたら、老けて見えてしまって、気分も落ち込むし、人間関係も仕事もうまくいかないということですね。それは怖い……。

七江: はい。では具体的に、「似合う色」のプラス効果と「似合わない色」のマイナス効果をご説明します。それぞれ、次のような効果があります。