Photo by GettyImages
サッカー

W杯予選、暗雲を払いのけたハリルホジッチ監督の「決断」

ロシアへの視界が開けてきた

絶対に負けられない闘いで

2018年のワールドカップ・ロシア大会のアジア最終予選は、全日程の半分を終了しました。

最終予選には12ヵ国が参加しており、6ヵ国ずつふたつのグループに分かれています。日本はグループBに属しており、オーストラリア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、タイと、ホーム&アウェイで全10試合を戦います。W杯の出場権を得るのは上位2ヵ国で、3位はプレーオフに可能性をつなぐことができます。

全日程の半分となる5試合を終えて、日本は3勝1分1敗で勝点10を得ています。勝ち点ではサウジと並んでグループ最多ですが、得失点差で2位となっています。

グループ2位以内をキープするために、私は前半戦のノルマを勝点10に設定していました。

ホーム&アウェイの基本的な戦いかたは、環境の整ったホームで勝利=勝点3をつかみ、条件が厳しくなるアウェイでは最低でも引き分け=勝点1をつかむことにあります。ホームは5試合ですから、全勝すれば勝点15。アウェイですべて引き分ければ勝点5。合計は「20」になるというわけです。

 

今予選の序盤で、日本はメディアの批判にさらさられました。UAEとのホームゲームで苦杯をなめたからです。

次に行われたイラクとのホームゲームでも、日本は大苦戦を強いられました。後半終了間際の得点で辛くも勝利しましたが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の去就が騒がしくなりました。

それだけに、11月15日のサウジ戦は注目を集めました。このホームゲームで勝点3を逃すようなことがあれば、最終予選突破が危うくなってしまうからです。

これまで以上にプレッシャーがかかるなかで、ハリルホジッチ監督は思い切った決断を下します。所属クラブで出場機会に恵まれていない本田圭佑、岡崎慎司、香川真司をスタメンから外したのです。

〔PHOTO〕gettyimages
この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら