政治政策
小池百合子×安倍昭恵 二人の「ファーストレディー」が語り尽くす!
男が隠そうとする事、全部バラしましょう

大モメのオリンピック「競技会場見直し」問題もアッキーがズバッと訊いた!

タブーに切り込む都知事と「家庭内野党」を自任する総理夫人。頭のカタい男たちの「建て前」「体面」を、二人が本音トークでぶっ壊す。

女知事だとイジメられませんか?

小池 都知事になって3ヵ月になりますが、課題山積で、もう10年もこの仕事をしているような気がします。

安倍 私は山口県民なのでこんなことを言うのも変なのですが、本当に大変な役をお引き受けいただき、ありがとうございます。

本当に注目されていますよね。主人(安倍晋三総理)の所信表明演説以上に小池さんの所信表明はよく見られていて、都民じゃない方もみなさん知っています。

小池 そう言っていただけるとうれしいですね。東京は人口が1360万人で日本全体の10分の1ほどの規模。予算はスウェーデンと同じくらいで、日本を「縮小コピー」したようなもの。「小さな国ひとつを預かっている」という感覚です。24年間の国政での経験も生きると思います。

しかも都知事は直接都民から選ばれた、ある意味での「大統領」。自分で提案して、自分で決定ができるので、国政に比べて改革は行いやすいかもしれません。

安倍 女性ということでいじめられているんじゃないかと思うこともありますが。

小池 いえいえ(笑)。むしろ「見たことのない種類の人間が乗り込んできた」と、みなさん戸惑っている様子です。

 

とはいえ、やはり都の職員17万人(教員、警視庁なども含む)を束ねるのは大変です。ときどき「防衛大臣時代は、27万人の部下がいたんだから大丈夫」と自分に言い聞かせて慰めています。

安倍 いまもまさに、'20年東京五輪の競技場の設置場所や、その建設予算をどうするかといった課題の見直しに取り組んでいらっしゃいます。

小池 他国での例を見ると、五輪開催の2年前に会場を変更したケースがある。いまは見直しのラストチャンスなんです。現状、一度決定が下ったという錦の御旗のもと、「せっかくの五輪だから」とオーバースペックの会場をつくろうとして、2兆円だの3兆円だのと費用が膨れ上がってしまっています。大会後、それをレガシー(遺産)として利用できるか、もし企業ならその施設をつくるか、といった視点で見直しを進めています。

〔PHOTO〕gettyimages

安倍 たしかに「一度決めてしまったから覆せない」は、日本でまかりとおりがちですね。私は東日本大震災以来、被災地の防潮堤建設の問題にずっと関わっていますが、当初は約8000億円だった予算が膨張して、いまでは1兆円になっている。住民の方の多くも「不要だ」と言っていますが、それでも覆らないんです。

東京五輪に関しては、一度決めたことでも必要ならば覆るという「前例」をつくってほしい。

小池 そこはまさしくリーダーシップを発揮すべき場所です。これまでは、すでになされた決定が適切だったかどうか、立ち止まって総合的な判断をすることがなかった。何事にも方針転換を決断しなければならないタイミングがあります。

一方で五輪の予算については「メリハリ」も大事で、必要ある部分にはおカネを遣うつもりです。リオ五輪は感動したでしょう。私は'64年の東京五輪のとき小学生でしたが、関西で白黒テレビの中継を見て、エチオピアのアベベ(・ビキラ)選手がマラソンでゴールする姿に感銘を受けました。アスリートが感動的なパフォーマンスをできるか、という観点からも予算を考えたいです。

安倍 そうなると、おカネがかかって大変ですね。

小池 そうですね、麻生(太郎・副総理)さんと仲良しの武藤(敏郎・元大蔵、財務事務次官)さんが東京五輪組織委員会の事務総長になって、財務省時代に鍛えた腕で予算を引き締めていますから(笑)。

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