政局
「未来の首相候補」橋下氏にあって、小池氏にないものとは?
お互い手法は似ているけれど

橋下氏は嫉妬している?

国民的人気という観点から考えると、将来の首相候補は、小池百合子都知事と橋下徹前大阪市長が双璧だろう。

オールマイティの権力を握る首長の強みを存分に発揮、政治家としての資質の高さを、先に見せつけたのは橋下氏だった。

自民・公明両党の支持を受けて大阪府知事として辣腕を振るったが、大阪都構想などで既成政党や大阪市、堺市といった政令指定都市の批判を受けると、自らを党首とした大阪維新の会を創設。やがて日本維新の会と活動を全国レベルに広げ、地方行政にも国政にもインパクトを与えた。政界を引退したとはいえ、まだ47歳。再度登板することを、誰もが疑っていない。

一方の小池都知事。彼女の議員失職に伴う衆院東京10区の補欠選挙で若狭勝氏が圧勝。「小池劇場」が、まだまだ続くことを予感させた。行政改革では先陣を切った橋下氏だが、政界歴は日本新党での初当選以降、14年を永田町で過ごし、その間、政党を転々としながらしたたかに生き残った小池氏の方が長い。

ただ、橋下氏にしてみれば、小池氏は「遅れてきた改革派の首長」である。

それだけに、小池氏が自分の敷いた「府(市)官僚や議会との対決路線」を踏襲、ついでに上山信一慶大教授をはじめとする「橋下ブレーン」を都政改革に活用、人気を博してしていることに、微妙な嫉妬があるのではないか。クサしたり褒めたりを繰り返すツイートの多さは、その表れだろう。

【PHOTO】gettyimages
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