選挙 政局
蓮舫「二重国籍」問題を泳がせておく自民党の魂胆
選挙のために「生かさず、殺さず」

実は違法行為じゃない

日本国籍と台湾籍の「二重国籍」問題に揺れる民進党代表の蓮舫氏。

問題の経緯説明が二転三転する蓮舫氏だが、今度は台湾籍の離脱証明書が受理されなかったと発言。その代わりに、戸籍法に基づいて日本国籍だけを持つ意思を宣言する「国籍選択届」を提出したとの蓮舫氏の説明に、永田町は再び大騒ぎしている。

蓮舫氏の「二重国籍」問題が明るみに出たのは、民進党代表選を控えていた9月上旬。かれこれ1ヵ月が経過しているが、今のところ収束の気配はない。なぜここまで問題が長期化したのか。

 

そもそも蓮舫氏の「二重国籍」は、法的にどのような問題があるのか。

まず国会議員は、被選挙権者の規定である公職選挙法第10条により「日本国民」でなければならないと定められている。だが蓮舫氏は'85年に日本国籍を取得しているため、この点では問題はない。

国会で焦点となっているのは、蓮舫氏が台湾籍を放棄しているのか不明確で、外国籍を持ったまま議員になるのは問題ではないのか、ということだ。ただあくまで公職選挙法上では、「二重国籍」で議員になることは違法ではない。

さらに国籍法16条には「選択の宣言をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければならない」とあるが、これは「努力義務」のため、蓮舫氏の責を問うのは難しい。

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