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米国経済にピークアウトの兆候!年内の「利上げ」は本当にあるのか
そのタイミングの読み方を考えよう

FRBの心中を読み解く

9月のFOMCでは利上げは見送られた。だが、FRBは現時点で、少なくとも年内に1回は利上げしたいという意向を持ち続けているようだ。

9月FOMC終了後に発表されたFRBのボードメンバー、及び地区連銀総裁による経済予測の分布表(構成メンバー個々人の見通しの集計値、及びその分布が掲載されている)をみると、2016年末のFFレートの見通しの中心値は0.6%で、全17名中10名が年内に1回の利上げが実現する見通しだと予想していることになる。

また、3名が年末のFFレートの見通しを0.875%、1名が1.125%と回答した。この4名は、年内2回の利上げ、もしくは1回の利上げ幅を0.5%以上と予想していることになる。一方、利上げの必要がないと回答したのは3名に過ぎなかった。

今年のFOMCは残すところ、11月1-2日と12月13-14日の2回なので、FRBは、どちらか1回、もしくは2回の利上げの余地を残しているといえる。

次のFOMCまでの2週間強、市場参加者は、利上げを巡って経済指標の発表や7-9月期の企業の決算発表の結果に右往左往すると思われる。なお、大統領選のタイミングとの兼ね合いは諸説あるが、筆者にはわからない。

〔PHOTO〕gettyimages
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