週刊現代 芸能
ドキュメントSMAP解散〜あの夜、キムタク抜きで話し合われたこと
電光石火の逆襲劇のすべて
〔PHOTO〕gettyimages

一度は解散危機を乗り越えたが、やはりノーサイドで元の鞘に収まるというわけにはいかなかった。個性がバラバラの5人をまとめていたマネジャーを失い、国民的グループは空中分解してしまった。

 

尊敬から憎しみへ

「木村を許さない」

香取慎吾(39歳)は周囲にそう公言するほど、敵意を隠していないという。

8月10日水曜の夕方まで、『SMAP』は解散ではなく、活動休止を発表するはずだった。

それが1日で急転した。

その日、木村拓哉(43歳)以外のメンバー4人が、所属するジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(84歳)を訪ねた。そして、メンバー最年少で、もっとも頑固な香取慎吾はこう口火を切ったという。

「休止ということは戻る可能性もあるということですか? それなら休止は受け入れられません。そんな中途半端なことなら解散したい」

コンサートの演出も担当する芸術家肌の香取は20代の頃から、一度怒るとなかなか他人の意見に耳を貸さない。そんな香取と一心同体と言われる親友で、温厚な草なぎ剛(42歳)も力強く同意する。

「もう解散しかないと思います」

一匹狼タイプの稲垣吾郎(42歳)が、

「もう仕方がないよね」

と同意した時点で、結論は出た——。

普段、グループの活動について意見を言うのは、木村、中居、香取の3人で、残りの2人はそれに淡々と従うだけだった。だが、この日は違った。しかも稲垣と木村は私生活でも交流があり、木村側につくとしたら、稲垣しかいなかった。