「大葉は最高の合法ハーブ」「片栗粉は極上の白い粉」……極道が包丁を握る新感覚「飯テロ漫画」はココがヤバい!

レンコンはリボルバー、大葉は合法ハーブ

「(レンコンを指して)こいつだ…野菜界のリボルバー」
「くく…大葉は合法ハーブの中でもとびきり最高だ」
「お好きなんでしょう…?魔法の白い粉(片栗粉を指して)」

『孤独のグルメ』『いつかティファニーで朝食を』『甘々と稲妻』。いま、漫画界は「グルメ漫画」ブームに沸いている。そんな中、ひと際…いや、独り極北を歩いている孤高の作品が話題を呼んでいるのをご存じだろうか。(第一話、第二話の特別公開ぺージはこちらから

『紺田照の合法レシピ』。「飯テロ漫画の極北ここにあり‼任侠系お料理男子参上」とうたう本作の主人公は、18歳の新人極道・紺田照(こんだ・てる)。顔には刀傷があり、義理堅く無口な男だ。しかし筋を通さない相手には、徹底的に制裁を加える凶暴性を秘めている。

そんな紺田の最大の武器は、包丁だ。といっても、人を殺めるために使うのではない。普段の生活に傷つき疲れた人々(それは組員だったり、組長だったり、敵対する組や警察組織の人間だったり…)を癒す料理を作るために、使うのだ。

「秋刀魚の中華風とろ~り餡かけ」
「タジン鍋の野菜たっぷり蒸しカレー」
「豆腐入りヘルシー和風ピロシキ」

紺田が作るのは、ひと癖もふた癖もある「極道式オリジナル料理」だ。こんなブッ飛んだ料理の数々を、いったいどうやって思いつくのか。作者の馬田イスケ氏が説明する。

「発想の手順としては、まず極道漫画としてのストーリーを考えます。今回は拳銃にちなんだ話にしよう、今回はカチコミに関する話にしよう、今回は中国マフィアとの抗争の話にしよう…といった具合ですね。それから、その話にちなんだ食材を2,3考えて、それらを組み合わせたオリジナル料理を構想します。

例えば拳銃の話の時には、福岡の極道が登場するのですが、『拳銃のリボルバーはレンコンに似ているよな。博多といえば明太子だよな…。よし、レンコンの明太子詰めはさみ揚げはどうだろうか』というように。

自分も料理が好きで自炊するのですが、監修はしっかりとフードコーディネーターの方にお願いしております。ですから、作中のレシピは本格的なものですし、味も保証できます」