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年収1000万円超を目指すなら、銀行員を信じなさい! お金が貯まるのは、こっちだ
銀行と正しく付き合う方法
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「銀行員は信じるな」という言葉を、最近よく聞きませんか? たしかに、投資信託や保険を売りつけてくる彼らを信じるな、という考え方には一理あります。

でも、本当は、銀行員とうまく付き合うことができれば、彼らはあなたの資産を増やすための最善のパートナーとなるのです。

元銀行員で、45万部突破の大ベストセラー『お金が貯まるのは、どっち!?』の著者・菅井敏之氏が、正しい銀行との付き合い方を教えます。

年収7000万円に到達する方法

お金持ちになりたいのですが、なにをすればいいでしょうか。

どうすればあなたのような資産家になれますか。

私は6棟(約75室)の不動産を所有、年間約7000万円の不動産収入を得ている不動産オーナーですが、同時に喫茶店を経営し、ここには連日のように資産運用に興味がある人や、お金持ちになりたい人がやってきて、冒頭のような質問をしてきます。

こうした相談に乗ることは私自身も楽しく、やり甲斐を感じていますが、その中で最近、少し気になることがあります。

それは、銀行とのつきあい方に対して間違った認識を持つ人が増えていることです。

「銀行員は信用してもいいことはない」「資産を作りたいなら銀行に近づかないこと」

そんな認識の人も少なくありません。窓口に行けば投資信託や保険を売りつけられるだけ、と感じているようです。

私は、48歳まで銀行に勤務していました。その私から見ても今の銀行の在りようには疑問を感じています。銀行で販売している保険や投資信託の中に良質とは言えないものが多い、ということについては私も同感です。

とりわけ定年したばかりの人は銀行に近づかない方が賢明でしょう。それまで資産運用などしたことがない人が、銀行から電話で「資産3000万円以上の方限定の特別な金融商品があります」と言われると、つい舞い上がってしまい、ろくでもない商品をすすめられることは珍しくないからです。

だからといって、全ての人が銀行を無視することについては賛成できません。なぜなら、銀行と関わらずにお金持ちになるのは困難だからです。少なくとも私は、銀行と一切無縁でお金持ちになった人を見たことがありません。

大切なのは銀行のカモにされるのではなく、こちらが銀行を使いこなす知恵を持つことなのです。