エンタメ 週刊現代 オリンピック
世界が恋した「五輪美女」歴代ベスト10
セクシーアスリートの強さと美貌

いよいよ始まったリオデジャネイロ・オリンピック。スポーツならでは感動や、獲得メダル数もさることながら、実力と美貌を兼ね備えた美女アスリートたちの姿もまた、古今東西変わらず心をわしづかみにする。

本稿では、そんなリオ五輪の美女たちに「負けない」かつて世界を沸かせた美女アスリートたちの魅力を、映画監督の山本信也さんとスポーツライターの生島淳さんにたっぷりと語ってもらった。

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世界の美女がやってきた

生島淳(以下:生島) 山本監督は東京五輪の記録映画で市川崑監督の助手を務められたんですよね。女子で印象に残っているのは誰ですか。

山本晋也(以下:山本) 当時の注目と言えば、ローマからの2連覇がかかっていた投擲のタマラ・プレスですね。

生島 彼女は記録と同時に腋毛で話題だったんですよね。漫画家の弘兼憲史さんとお話ししたとき、女性の腋毛を初めて見せつけられて、衝撃を受けたと言っていました。

山本 ただ、彼女は「美女」ではない(笑)。美しさで印象深かった選手と言えば、800m陸上で優勝したアン・パッカー。華奢だったけどすごくいい女で、優勝のゴールを切ると、そのままフィールドにいた恋人に走り寄ってキスしたんです。

生島 まるで映画のワンシーンですね。日本ではスポーツ選手と恋愛が結び付けられない時代だったから、ますます衝撃的だったでしょう。

山本 女性としての魅力を感じましたね。しかしやはり、東京五輪の美女と言えば体操のチャスラフスカが一番ですよ。記録映画の試写で、大スクリーンに映る彼女を見て驚いたなあ。普段は透き通るように白い肌が、運動するとピンク色に染まっていく。市川崑監督もその艶やかさに注目したんでしょう。彼女だけは競技後、特別に同じ演技をしてもらって別に撮影しているんですよ。

生島 記録映画で実際の競技以外での撮影なんて、アリなんですか?

山本 規定はよく知らないけど、あの頃はセーフだったんじゃないの。

生島 それにしても、東欧の女子選手は人気でしたね。冷戦時代には鉄のカーテンの向こう側というミステリアスな感じがあったからでしょうか。

山本 国の威信を背負っているところが悲劇のヒロイン的というか、はかなさに通じたんですね。

生島 メキシコ五輪に出場したソ連のナタリア・クチンスカヤが大好きという男性も多いですね。

山本 「メキシコの花嫁」と言われていました。どことなく知的で、清楚な感じがしていたな。