【体臭は第一印象が9割】できるビジネスマンは、この3か所を洗っている
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自分でも、いや、自分だからこそ気がつかない「体の臭い」。男性美容は“美しくなるため”とはいうよりも、ビジネスツールである。男性唯一の美容ジャーナリストが成功を呼び込む『お洒落以前の身だしなみの常識』を紹介。

洗うべきは“密着部”

身体にまつわる男性の3大悩みといえば、薄毛とメタボと体臭です。特に体臭は、10~20代の汗のニオイから、40代以降の中高年特有の加齢臭まで、世代ごとに異なるものの、厄介な悩みです。このうち10~20代が発するのは汗のニオイで、その原因はわきの下などの特定の部位にある“アポクリン腺”。

たんぱく質や脂肪酸、アンモニアなどを含み、しかも蒸発しにくくべたつく性質をもつ汗のため、ニオイを発する要因となります。よって、わきの下など皮膚が密着するような部位は指先の腹を使って洗浄したり、つま先は指の間まで洗うことが大切。こういうことを面倒に思って、チャチャッと雑に洗っていると、いつまでたっても“ニオイの原因”を除去することはできません。

ニオイのもとは、耳の裏側と首筋にあり

一方、30代以降になると、皮脂の酸化により“30代男性特有のニオイ”が出ることが、ライオンの研究によって明らかになっています。その原因は10~20代とは異なる、“ペラルゴン酸”という物質。体幹部から分泌された皮脂が酸化したことによる飽和脂肪酸で、2008年に特定された加齢臭とはまた別の物質です。皮脂分泌が多い部位から発生しやすく、特にわきの下や胸、背中などの皮脂汗腺が多い体幹部に集中しているのが特徴。

加えて、耳の周辺も皮脂がたまりやすい部位のため、耳の裏側や首筋などもニオイを発しやすい箇所。よく「枕のニオイを嗅ぐと、オヤジ臭がする」と言いますが、これは加齢臭だけではなく、耳もとから発生するペラルゴン酸もその一因です。耳の裏側やその周辺は普段のバスタイムでは意識しない限りはあえて洗わない部位なので、無自覚のままニオイを発していた、ということもあるので要注意。

自分がにおっているかどうかが気になったら、汗をかいた日や、肉体的にストレスがかかって“嫌な汗”をかいたときに、耳の裏側(特にメガネのフレームがかかる部分)を指の腹でこすって、ニオイを確認してみましょう。そのときにアブラっぽいニオイを感知したら、すぐ対策を。毎晩の入浴時に丁寧に洗うことが肝心です。