医療・健康・食 週刊現代
実はキケン!「寝たきり」を生み出す「薬・手術」がこんなにあった
考え直したほうがいい
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降圧剤を飲んだら脳梗塞に 胃酸過多の薬で骨粗鬆症 
脳動脈瘤の手術で植物状態 椎間板ヘルニアの手術で歩けなくなった ほか

不整脈のワーファリンは危険

都内に住む30代女性が語る。

「父は数年前から高血圧になり、医者から処方された降圧剤を真面目に飲み続けました。血圧が下がり、最初は喜んでいた父ですが、少しずつ様子が変わっていきました。以前の父は休日はいつも仕事仲間とのゴルフだったのに、段々と自室にこもり一人で過ごすことが多くなったのです。

そして半年前、急に脳梗塞を患い寝たきりに。私たちの生活は一変しました。母は介護疲れで精神的にも肉体的にも限界です。私自身も仕事で手一杯の上、家でも介護のサポートなどで疲弊し、休まる暇がありません」

ミカルディスなどの日本で主に処方されているARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)と呼ばれる降圧剤は、副作用が弱いからと安易に処方している医者が多い。患者も安心しきって複数の降圧剤を並行して服用している場合もあるが、こうした甘い認識が冒頭のように「寝たきり」を招き、患者本人やその家族を悲劇に巻き込みかねない。

事実、血圧を下げすぎるのは危険だ。東海大学名誉教授の大櫛陽一氏もこう警鐘を鳴らす。

「過度な低血圧は危険です。血圧が低いということは、血液を送り出す力が弱いということです。脳に血液がうまくまわらなくなると、めまいや貧血になる恐れがあります。さらには血流が乱れることにより血栓ができ、脳梗塞を引き起こす可能性も高まります」