週刊現代 医療・健康・食
80歳以上の「元気な人」は、やっぱり薬を飲んでいなかった!
高齢者取材で判明した驚愕の事実
〔PHOTO〕gettyimages

薬をやめたら眩暈が治った

「3年ほど前、検査のため病院に行ったところ『血中のコレステロール値が高いので、下げる薬を飲みましょう』と医者から言われ、リバロ(スタチン系薬)と呼ばれる薬を処方されました。

ところが1日1錠を5日間飲んだ時点で、体に異変が起こった。突然、太ももに激痛が走ったのです。その後、痛みはふくらはぎ、肩、腰、お尻と次々に広がっていきました。あまりの痛さに大げさではなく、死ぬ覚悟をしたほどでした」

こう語るのは、東京都在住で、現在80歳になる野村隆志さん(元会社員・仮名、以下同)。

野村さんは、同じ病院内の麻酔科でモルヒネ系の強い痛み止めを処方してもらい、なんとか痛みは治まった。

「その麻酔科医によると、薬の副作用で筋肉が溶けてしまう『横紋筋融解症』の可能性が高いとのことでした。2週間くらいで激痛は治まったものの、筋肉が溶けてしまったわけですから、座っているだけで大変でした。お尻の筋肉がないので、15分くらい座っているとお尻が痛くなるんです。

また、大好きだったゴルフを再開しようと思って練習場に行ったのですが、以前の半分もボールが飛ばない。体の力がなくなったことを実感し、呆然としました。

それ以来、私は薬を飲むのをやめました。その後、スポーツクラブで水中ウォーキングなどをすることで、少しずつ筋力を戻しましたが、元のレベルになるのに1年もかかりましたね。たった5錠しか飲んでいない薬の副作用がこれほど長く続くとは思ってもみませんでした。私はもう、どんな薬も飲む気はまったくありません」

現在、野村さんは趣味のゴルフも再開し、健康な毎日を送っている。