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「1億円以上の報酬をもらった社長・役員」の数が過去最高を更新!一位はやっぱりアノ人でした
〔PHOTO〕gettyimages

最高額はやっぱりこの人

3月期決算企業の株主総会が終わったが、今年も多額の報酬をもらった企業経営者が大きな話題になった。

役員報酬額の最高はソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長。64億7,800万円という金額は、1億円以上の報酬開示が始まった2010年3月期以降の最高額となった。

有価証券報告書によるとソフトバンク本体から得た基本報酬は9900万円だったが、米国子会社で基本報酬8億4500万円と賞与36億3600万円、株式報酬18億7100万円を得た。さらに買収したスプリントでも1100万円の基本報酬と1600万円の株式報酬を得ている。

孫正義氏が会社から受け取ったのは基本報酬の1億800万円と賞与の2200万円で、アローラ氏はこれをはるかに上回る金額を得ていた。しかも、2015年6月に代表取締役副社長に就任する前の半年あまりで165億円にのぼる報酬を得ていたことも明らかになった。さらに、孫氏の後継者という触れ込みだったアローラ氏だが、6月22日の株主総会で突如退任するというオマケまで付き、世間を驚かせた。

アローラ氏の巨額の年間報酬の記録は、しばらく更新されないに違いない。

トヨタ自動車で昨年、外国人としては初めて副社長になったディディエ・ルロワ氏の報酬も話題になった。トヨタ本体から基本報酬として1億2800万円、賞与として4億1500万円を得たほか、欧州子会社からも基本報酬として3400万円、賞与1億1800万円を得た。

ルロワ氏はフランスのナンシー工科大学を卒業後、仏自動車大手のルノーに勤務していたが、1998年にトヨタに移り、欧州子会社の社長などを務めてきた。

日本企業でも経営層のグローバル化が進んでいるが、報酬も欧米並みの水準を支払うケースが増えているわけだ。

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