週刊現代 経済・財政 裏社会
【深層告白】なぜ私たちは「フーゾク」で働くのか~女子大生の学費稼ぎ、主婦の小遣い稼ぎ……
でも、それだけが理由じゃない
〔PHOTO〕gettyimages

最初はあくまでもお金が目当てだった。だが夫とは違う顔と指を持つ男に触られているうちに、身体の奥の奥の芯が熱くなっている自分に気づいた—。風俗が哀しい仕事だった時代は、もう遠い昔だ。

もうOLには戻れない

サトミは東京・丸の内にある某業界団体で会長秘書をしている。32歳。女優の小雪を小柄にしたような印象で、Cカップのスレンダーボディだ。彼女は週に2回、渋谷のデリヘルで働いている。なぜ、風俗で働くようになったのか。

「私が秘書をしている会長は別の会社の社長でもあるので、毎日、私のいる会館に来るわけでもなく、仕事が暇なんです。周りは様々な会社から出向してきているおじさんばかりで、若い男性との出会いもありません。退屈しのぎと新しい出会いを求めて、デリヘルに応募しました」

知的で好奇心旺盛。そんな彼女が「男を責める快感」に目覚めるのに、時間はかからなかった。

「男性の乳首を舐めるのがあんなに楽しいとは思いませんでした。私の勤めているお店は高級店(90分3万5000円)です。お客様はそこそこのおカネが自由になる方ばかりで、客層がいい。

そういった方々の乳首を唾液たっぷりの舌で転がすと、体を固くして感じているんです。同時に内腿からタマタマ(睾丸)、お尻のアナのあたりを指で刺激すると、どんな男性でも身悶えするように感じてくれます」

かつて性風俗業界は「苦界」と言われた。生活苦から春をひさぐ。おカネのために嫌々、抱かれる。足抜けする日を夢見て……。だが、近年、風俗で働く女性の意識は劇的に変わった。

もちろん、最初はオカネのためだったりもする。ところが、仕事に意義を見出し、風俗業を楽しむ女性が爆発的に増えているのだ。