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クッキングパパの「不倫未遂事件簿」~ブラ外し事件にウニねぶり事件。家族思いの荒岩さんが…
【荒岩家の謎 その②】
©うえやまとち

1981年生まれのイラストレーター・澁谷玲子さん。クッキングパパが大好きで仕方がないという彼女が、このほど、クッキングパパの魅力や謎に迫った一冊、その名も『クッキングパパ 荒岩家の謎』を出版した。

今回は本書の中から、荒岩の「浮気」に迫るパートを公開する。妻・虹子を愛し、家族を大切にする荒岩。しかしそこには、もうひとりの女性の影が…はたして荒岩はシロかクロか!

(第1弾『クッキングパパが取り上げた料理は、なぜ時空を超えてブームになるのか?~台湾かき氷、おにぎらずetc…』http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49152はこちらから)

荒岩に忍び寄る影…

荒岩は妻・虹子を深く愛している。虹子もまた同じで、強い信頼関係で結ばれた超なかよし夫婦。そんな荒岩が浮気などするはずがない。しかし、初期クッキングパパでは荒岩に虹子とは別の女性の影がずっとつきまとう。

それが金丸産業の荒岩の部下である木村夢子である。

夢子は連載開始当初は22歳。営業2課の荒岩班一番の美女だ。初登場のときからビシビシと働く荒岩を見てポッと頬を赤らめたりして、荒岩に好意をもっていることがわかる。

連載初期の夢子はすごく恋に貪欲で、昼食は弁当派の荒岩と一緒に昼休みを過ごすべく自分も弁当を作ってきたり、荒岩が東京出張に行くときには「いーなあ オレも行きたいなあ」という同僚の田中に便乗して「ホント……いっしょに行けたらいーのにな」と言ってみたり、その出張帰りの荒岩を昼休みを利用してひとり空港まで迎えに行ったり、妻・虹子の出張の連絡を受けた荒岩に「今日奥さんいないんですか 今日遊びにいこうかなー主任さんちにーっ」とか軽口を言ったり。

もう人目を気にせずガンガン狙いに行っているのである。

こんな具合だから、荒岩班の部下はほとんど全員、夢子が荒岩に恋をしてることは知っている。夢子は自分の恋心を隠そうともしていないから、当然と言っちゃ当然なんだけど……。