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高揚感に浸る安倍首相からにじみ出る「超長期政権」の野心と、経済界が抱く「ある不安」
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自公で改選議席の過半数は間違いない

7月10日の参院選を前に精力的に激戦区を東奔西走してきた安倍晋三首相は今、高揚感に浸っている――。

最直近の世論調査の結果を見ても、32ある1人区で野党統一候補に頭ひとつリードを許していた青森、福島、山梨、そして三重で自民党候補が急追しているからだ。

6日の青森、7日の福島遊説で手ごたえを感じたに違いない。

さらに5日に訪れた新潟は、選挙戦序盤まで野党統一候補、しかも小沢一郎生活の党代表直系の森裕子元文部科学副大臣に届かないとされた、現職の自民党候補・中原八一国土交通政務官が、土壇場になって優勢に転じたのである。

安倍首相がハイテンションになるのも分からないではない。

自民党候補が確実に敗北を喫するのは、岩手、山形、宮城、長野、沖縄の5県である。そして投開票日ギリギリまで大接戦を展開しているのが、上述の4県であり、仮に自民党がその4県すべてを失っても、焦点の1人区は23勝9敗である。