医療・健康・食 週刊現代
ロキソニンやリリカは危険!? 女性が飲み続けると危ない薬~生理、出産、更年期…大事な時期を副作用が襲う
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神経痛のリリカも危険

「女性がよく使う薬」の代名詞といえば、生理痛や頭痛を抑えるロキソニン。今年3月、この薬に重大な副作用があることが明らかになり、業界が震撼した。厚生労働省が「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追加するように改訂指示を出したのである。

そしてその服用者が女性である場合、さらなる副作用がある。著書に『薬剤師は薬を飲まない』などがある、薬剤師の宇多川久美子氏が言う。

「ロキソニンやボルタレンといった鎮痛薬は、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と呼ばれる薬で、血管を収縮させて痛みを抑えています。

たしかに服用して少しの間、痛みは治まりますが、血管を縮めるということは血行を悪くするということでもある。血液の流れが悪くなれば、体温が低下し、多くの女性が苦しむ『冷え症』『肩こり』の症状を悪化させることにつながります。

より深刻なのは、『子宮が冷える』こと。つまり、子宮筋腫をはじめとした婦人病が発症しやすい環境をつくりだしているということです。

一度や二度であれば、こうした薬を使うことも許容できますが、『何かあるとすぐに頼る』『飲み続ける』という状態になると、長期的には体調を損ねることになる。安易に飲み続けるのは避けたほうがいいでしょう」

生理、出産、更年期。女性は日々、男性にはない独特の体調の変化にさらされている。女性が飲む薬の量は男性に比べて確実に増えていく。

しかし、こうした「女性が飲む薬」に様々な副作用があることはあまり知られていない。飲み続けると、その副作用で深刻な症状に陥ってしまい、場合によっては乳がんや血栓症といった重篤な症状が引き起こされることもあるのだ。