医療・健康・食 週刊現代
患者たちが実名告白「医者に言われるまま手術したら、私はこうなった」
治るどころか、とんでもないことに
〔photo〕iStock

足が痺れて歩けない!

兵庫県在住の長谷川千鶴子さん(76歳・主婦)は、大阪府内の総合病院で「脊椎すべり症」(脊椎が前後にずれて腰痛を引き起こす症状)のため、腰の切開手術を受けた。

「私は40歳頃から腰痛に悩まされてきました。湿布や腰痛コルセットをつけて、騙し騙し痛みと付き合ってきたんです。

ところが73歳の時、急に痛みが強くなったので、息子の紹介で、総合病院を受診しました。腰の専門医である院長は『僕が切ればすぐ良くなるから。家まで走って帰れるようにしてやるよ』と自信満々に話していました。手術はしたくなかったのですが、院長がすすめるので渋々『脊椎固定術』という手術を受けることにしたんです」

だが術後、とんでもない後遺症が長谷川さんを襲った。

「看護師さんから『手術は成功しましたよ』と言われ、確かに腰痛は軽くなったのですが、今度はそれまで何の症状もなかった両足に痺れと痛みが出てきたんです。

痛み止めの薬を飲んでも全然良くならないので院長にそのことを言いましたが、院長は『(手術の時に)神経をひっかけたかな』とつぶやいたきり、それ以降、毎日の回診時に私のところに来なくなりました。

そのうち両足が象のようにパンパンに腫れ上がってきたんです。手術から3年経った今でも腫れは引かずほとんど歩けません。でも再手術に踏み切る勇気はないし……。以前は、腰が痛くても歩けはしたんですよ。こんなことなら、手術なんかしなければよかった」

長谷川さんのように、「この痛みから逃れたい」という一心で、医者からすすめられるまま手術を受ける——。

だが、術後に別の箇所が痛み出すというケースは少なくない。