野球
広島カープ、快進撃の理由〜いったい何が変わったのか?
〔photo〕wikipedia

広島カープ、快進撃の理由

広島カープの快進撃が続いています。11連勝は1984年4月以来32年ぶりとのことです。6月29日現在、2位・巨人に9ゲーム差をつけて独走状態。貯金は16もあります。

好調の原因として緒方孝市監督の継投策が改善されたことがあげられます。開幕当初は継投で後手を踏み、接戦を落とすことがよくありました。

中継ぎ陣に不安があるから先発を引っ張るのか、先発を引っ張るから中継ぎ陣が育たないのか。いずれにしてもバトンを渡すタイミングがワンポイントずれているような印象を受けました。

それが証拠にホールドと救援勝利の数を合計したホールドポイントは4月終了時点ではリーグ5位の18でした。それが11連勝を決めた6月29日時点では、66に積み上がり、目下、リーグのトップです。

苦手だったクロスゲームも、6月は1点差試合に限っていえば7勝2敗と大きく勝ち越しました。地味ながらキラリと光る働きをしているのが、ジェイ・ジャクソンとブレイディン・へーゲンズの新外国人リリーバーです。7勝のうちジャクソンが5試合、へーゲンズが3試合に登板しています。

ちなみに2人の現時点での成績はジャクソンが、37試合に登板して3勝3敗、防御率1.83、18ホールド。へーゲンズが31試合に登板して3勝1敗、防御率1.73、15ホールド。

参考までに言えばセ・リーグに「最優秀中継ぎ投手」の表彰制度が設けられたのは1996年からですが、過去ひとりも受賞していないのはカープだけです。言うまでもなく、その間、カープは1回も頂点に立っていません。ブルペンの充実なくして優勝はのぞめないということです。