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お前は大馬鹿野郎だ!「サラリーマン金太郎」を地でいく男が順風満帆のソニーを飛び出したワケ
島地勝彦×植山周一郎【第4回】

撮影:立木義浩

第3回【「英語で啖呵を切れる日本人」って俺のこと?

シマジ じゃあ、周ちゃん、そろそろモルトタイムにしましょうか。ネスプレッソをチェイサーとして飲んでください。結構イケますよ。

植山 ぼくはこれから出張ビジネス英会話講座に教えに行かないといけないから、今日は遠慮しておいたほうがいいのだけど、ここにあるシングルモルトはレアなものばかりだから、少しだけいただきましょうか。

シマジ では、まずはグレンファークラス19年ものからいきますか。

植山 へ~、ラベルに「サロン・ド・シマジ」って書いてあるんだ。シマジさんはシングルモルトの世界まで荒らし回っているんだね。

シマジ 究極的に、民主主義からはなにも生まれてこないけど、上質なえこひいきからは、いろいろと素敵なものが生まれてくるんだよ。たとえばこのグレンファークラス蒸留所のオーナーのジョン・グラントとは、英語では話せないけど以心伝心で通じ合っている。来日したときは必ず寄ってくれるんだ。

植山 シマジさんは凄いね。スコットランド人とテレパシーで会話しているんだ。

シマジ そうですよ。だからなんでもわたしのいうことを聞いてくれるの。周ちゃんくらい英語が話せたらもっともっと親しくなれるんだけどね。

植山 裏ラベルになにか墨で書いてあるね。なになに、「酒で解決しない問題はないが、ミルクを飲んではなにも解決しない」。

ヒノ このアフォリズムは伊勢丹のバーで使われている格言コースターにもありますよね。

シマジ そうそう、あれ。

植山 シマジ格言はいまいくつぐらいあるの?

シマジ 毎年12個ずつ作っていて、この9月で4周年になるから、今年中に60個になるかな。いま今年の分を考え中なの。